毛糸のこと3(春、躍る。dance club)
スヌードを作ったが、模様の間から風が吹き抜けるので少し寒い。
分かった。
裏をつけよう。前回編んだモチーフが2枚あるのでせっかくだし、これも利用しよう。
風を通しにくくする必要があるので、裏は1段の長編みにして、余った糸で違う色を挟みながら模様として編みこむことにした。
ただ、編んでいくにつれ、長編みでスヌードを一周編むことが徐々に面倒になってきた。
よし、鞄用のモチーフをもう一枚編んで長編みで編む量を減らそう!
方針が決まったら、また自分の世界に入り込む暴走が始まりごりごりに自分でも驚くものすごい勢いで編み始めた。
そして2枚のスヌードを閉じた。
結果、本とはまた違う作品になってしまった。
いつも何かしらのアレンジを加えてしまって自分に都合の良いものを作成してしまう。
モチーフ編み1枚は春ごろにちょうどよいのかもしれない。
裏表にしたことで少し重くなったかと不安になったが、糸の質がよかったこともあり、2重に巻いても今の時期は軽くてあたたかい!もふもふのもこもこにボリュームアップした。
初めて作ったスヌードが嬉しすぎて、枕元において、毎日つけて毎日眺めている。
にまにまする。そして寒い朝に巻いていくときはワクワクしている。
私は単調に編む作業を繰り返していくことで精神が安定するようだ。
そして、出来上がりが目で確認できる作品を好む傾向にあることに気づいた。
次はカーディガンを編みたい。
毛糸もそろえてある。でも始めていない。
私は一度編み始めるとすべてを放り出して創作の世界に入り込んでしまう。
転職活動&引っ越しなどやらねばならないことをすべて放置してしまう。
だからものすごくやりたいけど、我慢している感じ。あーやりたいんだけどなぁ。色はこれとこれを組わせて~とか。
すんごく楽しい。わくわくする。
自分の世界に閉じこもっていたい。
…。
とりあえず肩がばきばきに凝ったので、外の世界へバスクリンを買いに行こう。
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