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スナップダイモンWSを始めた理由


プロローグ


獲物を捕らえた瞬間

大門美奈はスナップの名手だと思う。同じ場所にいても、見ている世界が違うと感じることが多々ある。いつもキョロキョロ獲物を探しながら歩くので、背が丸まり少しカッコ悪い。ても、写真は良い。
そして僕は彼女の世界に入り込めなかったことを後悔することになる。

いきさつ


調子こいてフラッグまで準備

こんな愉快な体験を独り占めするのはもったいない。みんなで大門美奈の世界観を体験する場を作りたいとかねがね思っていた。何年も前から彼女に提案したが「めんどくさい」のひとことで却下されてきた。
が、夏の暑さにやられたのだろう、地元でなら一回やってみようということになり、地元の海を初めましての方々と撮り歩き、これまた初めての居酒屋で親交を深めた。彼女にとっては殊の外楽しかったらしく、夏の良い思い出となり、そして我が家のルーチンとなり現在に至る。

スナップダイモンWSはそんな想いで始めたが、参加者のみなさんに恵まれ、講評用の個性的な作品が共有アルバムにストックされることとなった。とてもレベルが高く、いつか写真展として発表する機会を持ちたいと考えている。そして忘れてはならないのが、給水タイム。夏の暑い時期、我慢できずにビールで給水。秋も冬もスナップダイモンの恒例となった。

スナップ撮影の後は、作品と機材を肴に深酒するスナックミナタイム。
酒を貪る姿は鳥獣戯画のごとく、日ごろの憂さを晴らしているかのごとく映る愉快な時間。
ここでトラップにハマり、GINZA SIXのLeicaで愉快なお買い物をする強者が現れた。みんなで祝福し、もんじゃ焼きをビールで流し込んだ日を懐かしむ。

夏草や兵者どもが夢の跡(松尾芭蕉)

2024年の展望


伏見といえばお酒の王様月桂冠

2024年は嫌がる大門美奈を説き伏せ、スナップダイモンを首都圏以外で開催し、遠方のみなさまと交流し、全国の旨い酒を呑みたいと思う。
手始めとして1月に大阪、京都で初のスナップダイモンを開催することになった。大阪、京都はわずかな期間だが実際に住んだ街なので、思い入れもひとしお。
天神橋筋商店街を散策し、初見の酒場で食い倒れ。
酒の聖地伏見を散策し、必ず立ち寄る酒場で呑み倒し。
日本全国、いや世界一周したいな。

更に、撮影した画像を作品として品質を高めるワークフローを伝授するミナゼミを開催し、酒ばかり呑んでいる訳ではないことを知らしめたい。
しかしながら、ミナゼミで渇いた喉を潤すために、スナックミナタイムは必要と思っている。

百薬の長とは言えど、よろずの病は酒より起これ(徒然草)

呑みすぎに注意しながら、みんなで呑みまくる、そんな一年にしたいと思う。

DAIMONWORKS 僕(しも-べ・雑事に使われる者:広辞苑より)


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