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#085 先行きが不透明な時代にやるべきことを考える①

さて、コロナが中々収束しない今、外に出れなくなった一方で、考える時間が増えました。そんな時にふと思います。

「先行きが見えない今、やるべきことは一体なんだろうか?」

こんなことを妄想していると、漠然とした不安と共に、今までいかに何も考えてこなかったかを痛感します。ところで、皆さんはどんなことを考えますかね?

個人的には、結論として「自分ならではの計画を立て直す必要」があるのかなと思っています。

以下、上記を踏まえ、徒然なるままに思考の流れを備忘録的にまとめます。30歳前後の人であればもしかしたら身近に感じて頂けるかもしれません。

▼漠然とした不安要因を考える 

まず、“そもそもどうして漠然とした不安感が募るのか?”について考えました。結果として到達した想いが

「将来の自分がイキイキしているイメージができないから」

です。ただ、この問題の根本は以下のようなこととも捉えられる気がします。

「10年・20年後の自分のなりたい姿を考えられていないから」

つまり、不安感があるのは自分が思考停止していることに起因している気がするのです。

そのため、こういった先行きが見えない今だからこそ、自分の将来設計を自分なりに考える必要があるのかなと思います。

20代で独り身の時のように「気合と気力で目の前の業務で成果を出して経験を積む」というモーレツのフェーズでなくなったことは日を見るよりも明らかです。

30代に入って家庭でも仕事でも任される役割や責任が変わり、子供も出来て強制的にライフスタイルも変わりました。30代は考慮すべき変数が非常に多い気がします。

そのため、この後、次の10年間は何を目指して何をやるのかを考える時期にきているのかなと思います。

▼自分ならではの計画を考える

それでは、どのように計画を立てるべきか?

個人的に、やろうと思ったことは至極シンプルです。

STEP1: まずは、10年後に想いを馳せる
STEP2: 次にその時になっていたい状態を書き出す
STEP3: 逆算してやるべきこととKPIを設定していく

順に触れていきます。

▽STEP1 :10年後に想いを馳せる

まず、10年後の2030年とはどういう世界なのでしょうか。ネットで検索すると多くの事柄がでてきます。

クリーンエネルギー、自動運転、リニアモーターカー、宇宙旅行、ウェアラブルの超浸透、インド経済が日本超えなどなど…

良くも悪くもきっと時代は様変わりしています。ただ、唯一今からわかるほぼ確定的な未来は自分が40過ぎのじじぃになっているということだけです。

そして娘は小学校高学年で、今お腹の中の子も小学生で多感な時期を迎えています。そんな中で将来の自分はどういう過ごし方をしているのでしょうか。

これはわかりません。

ただ、一つ参考になるのは自分の親。親がこのくらいの時は自分は小学生…その頃は…家を買ったり、妹ができたり…。週末に出掛けにいったり…と。今の年になって改めて感謝の念がこみ上げます。

そして、今考えると「仕事も育児もして週末に家族サービスって中々ハードだな…」と一社会人としてリスペクトできます。

では、自分はどういう親父になっていたいか。これを考えます。

▽STEP2:なっていたい状態を考える

上記を踏まえ、どんな親父に10年後になっていたいのか。自分がパッと思ったのは。

・家とかもって家族団欒していたい
・会社だけに依存しないキャリアでありたい
・その後の心配がないようにしたい

こんなところです。言い換えるとこうです。

・家を購入する。週末時間がある。
・パラレルキャリアを実現する。やりたい仕事をしている。
・ローンなどの借金がない。副業なども含め安定的な収益源も期待できる。

こうなれるといいなーなんて思ったりしました。
(そんなんお前には無理だろ的な指摘は一旦おいておいて…)

そして、理想系はこんなとこかなと思い、それを妻と共有したりしました。そうすると、次はじゃぁ今から何しようか、という議論になります。

▽STEP3:逆算してKPIを設定する

まず、2030年の状態目標を設定する際は以下の観点で分解します。

・スキル:どんな経験やスキルを有しているか
・金銭:どれだけ貯められているか
・関係性:地域や親族などとどういう連携ができているか

これをさらに時系列の観点で分解します。

・2025:2030に向けて半分くらいは達成できているか
・2023:2025の目標の見立てはできているか
・2020:上記の見通しと実現の根拠が示せられるか

ここまで考えると業務の実行計画を作るがごとく、自分の人生という面においても目標設定ができるような気がして来ました。

そして、同時に、今までの自分の計画は、なんだかんだで、30歳までのこと(独り身を前提)しかイメージができておらず、計画もふわっとしており実効性に欠けていたことに気づきます。

まぁ当たり前といえば当たり前で、このタイミングだからこそイメージできることがあるので20代のうちには中々できないことでした。

結婚して家族になってはじめて、イメージがわき、家庭を考慮した将来計画が作れるのであるのかなと思います。

▼まとめ

将来が不透明な今だからこそ、やるべきことは自分なりの人生計画の再整理が必要なのかなと思います。

具体的な思考ステップは以下の通りです。

STEP1: まずは、10年後に想いを馳せる
STEP2: 次にその時になっていたい状態を書き出す
STEP3: 逆算してやるべきこととKPIを設定していく

また、ここででてきたものを妻と話し合う中で、40歳までにはこうなっていたいよね!といったことから逆算して家計の目標額やシミュレーションをするのが現実的なのかなと思います。

自分ならではの戦略を考え、それを話し、書き出してみることによって、意外と漠然とした不安は解消されていくのではないかなと思います。将来が読めないのであれば、自分で作るしかないのだろうなというのが今の所感です。

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