aiko LLP22 思い出綴り

明けましておめでとうございます。
おとのはです。

noteで指を取るのは久々だ。
コロナ渦中で制限がある中開催されたLLP22。有観客で開催された1年3ヶ月ぶりのツアーはチケットや入退場のシステムが変わり、aikoのライブでは欠かせないコーレスの方法がコロナ禍仕様になった。今まで当たり前だったことを社会情勢に合わせて変えないといけない、観客側もそれに全面協力をして「音楽」というエンターテイメントをルールを守れば有観客でも安全であるということを示さないといけない中でのツアー開催。特に6月~9月末は物凄くピリピリしていたと思う。いい意味でも悪い意味でも忘れられない特別なツアーになったと僕は思う。だから備忘録的に思い出を思い出せるだけ文章で残そうと思う。

6/8  6/9 東京ガーデンシアター

5月の八王子、北海道、大阪公演が延期になり、この2daysが実質初日に。平日公演だったがコロナ感染拡大の宣言が考慮され一時間早くの開場開演だった。初めてのaikoライブでの電子チケット。驚くほどスムーズに入場できた。そして客席には今回はないと思われていたピクチャーチケットが。うるっときた。QRコードを読み込むと事前に質問コーナーへの質問投稿が出来るようになっていた。どうやら公演後にパスワードを入れるとセトリボードと[お土産]が用意されるらしい。期待できてなかった「当たり前」がそこにあった。aiko運営に感謝しかなかった。

ライブが始まった。幕が降りたステージにはaikoがキーボードの前に鎮座していて、「片想い」を弾き語り始めた。曲が終わるとそのままaikoのグリスを合図に「メロンソーダ」が始まりクラップ。この流れは声出しを誘発させないためだろうかと思った。久々の画面越しでないaikoがアップテンポな曲でいきなり来たら叫んでしまうファンは少なからずいたと思う笑。「ボーイフレンド」ではお決まりの「あ~~!!」で咄嗟にマイクを客先に向けてしまって「しまった!」って感じで手を引っ込めてた。セトリ入りした「ボーイフレンド」がこんなに懐かしくて、嬉しい曲だったのは初めてだった。設けられた質問コーナーではQRコードのシステムをわかってなかった人が多かったのか、ライブ中にTwitterでリプして質問を送るのを許可された。TLがお祭り状態になった。魂参戦組からしたらライブ中の時間にライブ会場に行ってるはずの人たちがaikoに質問リプを飛ばしまくってるのだから訳がわからなかったと思う。aikoも携帯とiPadの二個持ちで対応する。これは多分この2daysだけのことだったと思う。本当にaiko側も手探りだったんだろう。ちなみに質問に答えながらaikoは「セトリとかはちゃんと伝えたいことの流れとか考えてるんやけど、今それらを全部無視して(端末2台を)操作してる」って言ってた。そしてパワーワード〈うれしたら〉爆誕!

コーレスでは地団駄を強要。ガッツリ筋肉痛という傷跡をつけてくれるあたり、aikoのライブって感じだった。会場の指パッチンに合わせて少年隊の「君だけに」を歌唱するという場面も見られた。
ここからは終演まで声を出せない以外通常通りのライブがそこでは行われていた。なんなら隣がいないので横にも縦にも周囲を気にせずに縦横無尽に身体を動かすことができた。
夢のようなライブの後、チケットのQRコードにパスワードを入力するとサイン入りのセトリボードの画像とその日の会場入り~リハのaikoとバンドメンバー、コーレスの風景が動画配信されていた。コロナ渦中だったからこその特別な演出だった。「いつもいる」の『息苦しくても生きていこうね 思い出をあといくつ作れるか』の歌詞が思い出されてaikoの優しさに触れた瞬間だった。

2days目はセトリが変わってLastからのセトリ。アルバム曲で勢いはあるけどテンポ的には緩いミディアムナンバー。これも声出しを誘発しないためかなと感じる選曲だった。「シャッター」ではスカ調にリアレンジが施されていていてとても好みだった。この曲の時だけはお耳に全集中していて手拍子はせずにリズムに合わせて横ノリしていた。次は「テレビゲーム」。アレンジされたイントロだけだと何の曲か分からずに歌入りした時に魂抜けていった。2018年のFM802 特別プログラム、”メロンソーダ”にて上白石萌歌さんがラジオでかけるのに持ってきた3曲の内の1曲、藤原聡さんがMステで忙しくって”何もかも回っていなかった時に助けられた”と語っていた曲で、J-WAVEのWOW MUSICで石原慎也さんとaikoとの対談でも少し話題に上がった楽曲。何かとピックアップされてる曲で、是非この曲はこの3人に聴いて欲しいと強く感じた。アンコールの「ハニーメモリー」は一日目とは別の映像が用意されていてこういった違いを見つけるのも2daysの醍醐味だなと感じたライブだった。

7/8 名古屋国際会議場 センチュリーホール
この日は前半戦の自引きチケットで前から9列目!ホールツアーでは人生で初めての1桁台!初めてホールツアーであんな近くでaikoのお顔を拝めて終始感動しっぱなしだった記憶しかない笑 あんなに汗やら化粧と照明の反射とか衣装の微妙な色の違いとかわかるもんなんか…
子供の頃は草剪剛さんと結婚したかったとか肩幅広子さんの質問からたらちゃんがaikoのシルエットは花瓶の様で良いと、お馴染みの設楽節を連発していた。たらちゃんにBGMをつま弾かせて、それに合わせてメロディー作りながらMCを乗っけるのは毎度の事ながら感服する。定番だけどきたら嬉しい「未来を拾いに」を今ツアーで初めて聴けた。そしてストリング隊の小躍りを確認したのもこの公演だった。

7/22 仙台サンプラザホール
前半戦唯一の祝日公演。会場入り口にはツアータイトルの横断幕があった。前回はROCK9で仙台に来たけども、その時にも会場は違えどその時も横断幕があってキョードー東北やるぅ!って今回も細やかな拍手を送った。この日から前半セトリマイナーチェンジ版。最初のMCの早口挨拶から間髪入れずの「そぉぉぉぉぉおおおらのように~♪」で始まった「smooch!」は痺れた。ちなみにこの時はaikoが入りを間違えたのか、もう一回挨拶からやり直してたのはご愛敬。夏の始めらしくリハの時にいた幽霊話。スーツを着ていて、誰に聞いてもわからなかったらしい。あと、マラソン途中のおじさんがaikoの親戚です。と言ってきた話。両親に電話したら父方の遠い親戚でガチ話だったらしい。チケットはソールドアウトだったのでグッズを包んだらしい。そんなこともあるんだね。極めつけはアンコールでストリングス隊が仙台名物 雀踊り。aikoさんバカ受けでストリングス隊を前に出す。とても濃いライブだった。

8/10 ロームシアター京都
ツアー開始から約2ヶ月。やっときた関西巡回。
aikoも「やっと関西に帰ってくることができました!!」と嬉しそう。京都はMC力が光ったと記憶している。aikoは某スポーツ選手に金メダルをかけてもらったことがあって、金メダルの『重み』を直に感じたようですぐに返したそう。「そんな大事なものを噛むなんてありえない!!」と時事ネタに切り返し、時にははんなりaikoとなりスタンダードジャズの「Harlem Nocturne」をBGMにおピンク一人寸劇を繰り出すなど盛りだくさんだった。楽曲面では「アンドロメダ」がストリングス有りだと演奏自体の厚みが出ていて本公演個人的No.1だった。ストリングスによる恩恵は東京で初めて生で聴いた「横顔」や間奏がとても印象的な「Loveletter」、実はバリバリに後ろで動いてる「ストロー」などで認知済みだったが、過去のDVDにもたくさん収録されてるこの曲は比較対象が多く、ストリングス有りの良さを改めて再認識できた体験だった。2コーラス目のライブならではの音程をグレードアップしていたのも「同じ曲だけど同じじゃないよ」と言われているようだった。箱も印象的だった。外からの光が殆ど入り込まないようになっているのか、光源がまさに照明のみという感じだった。照明の輪郭が全部ハッキリ見えたのは後にも先にもこの箱だけだったと思う。「ばいばーーい」のCメロで暗闇の中aikoに横から細い光が差し込んで徐々に広がる演出もここが最高だった。

8/13 和歌山県民文化会館
22年前の学祭ライブ以来、ツアーで回るのは初という和歌山ライブ。なんと当日会場には9人もの当時の学園祭ライブ参加者が!aikoとたつたつさん、9人は22年前にも同じ時間を過ごして時を経てこの日にaikoのライブに終結したってもう一つの奇跡でしかない。aikoも懐しかったらしく、ネットで当時のライブレポのサイトを参考に振り返り。たまたま僕も前日にそのレポサイトを見てたが、本当に詳しく載っていて、レポに書かれた服装なんかもaikoは「これ合ってんねん」と言うくらい正確。当時書いた人がいたら今も読まれてるよ!と伝えたい。その後はチェロのまゆりさんに「お兄ちゃん、Coolish食べたい」と言わせたりしていた。やめいw!「ボーイフレンド」ではそんなまゆりちゃんを含むストリングスのみなさんの振り付けで新振り付けが生まれ、一体感が凄まじかった。それ程楽しい締めくくりだった。ライブ終演後は終電のため駅までの結構な距離を猛ダッシュも思い出だ。

8/26 大阪フェスティバルホール
やっとこさのaikoの出身地、大阪でのライブ。このライブも緊急事態宣言が出るから延期になるのか中止になるのかギリギリの判断になっていた。事実、この8/26 8/27のチケットは開催とアナウンスされた本番3日前からリセール出品が大量に出た。三階から見ると一階ですら空席が目立つ。最初のMCで「やっと大阪に戻ってこれました。ここに来るのにみんなすごい悩んで決断をして来てくれたと思います。だから誰も一人ぼっちにさせません!」と挨拶。この日から後半セトリに移行。アレンジ枠の「飛行機」はとてもパッションにリアレンジされていてストリングスのフレーズのキレが半端なかった。一度はライブで聴きたいリストに入ってる曲だったので嬉しさが爆発した。ちなみにこのアレンジは島田昌典さんのリアレンジ。話が飛ぶが、11/3の島田昌典さんの還暦お祝いライブ〈Great Studio” 2021 〜島田昌典 あざみ野サウンドの世界〜〉でも披露され、その時のライブ音源がラジオでオンエアされたアレンジでもある。aiko自身もTwitterにステージ下でのスタンバイ中の動画をあげ、少しイントロが聴ける等、2021年の思入れのある曲のうちの一曲となった。
MCでもコンビニでビールとおつまみを買った時に年齢確認されたことやBBQチーズからFM802経由で連絡がきて大量にチーズが送られてきたことなどaikoらしいエピソードを連発していた。
そしてアンコールの時に、直近の八王子公演を再延期、東京公演を延期をすることにしたという発表があった。aikoが泣いてしまうのではないかと正直ドキっとした。それは7月末に開催された北海道の延期公演のMCでまたツアーが止まってしまったら、中止になってしまったら、という不安を話し、泣いてしまったという話を見かけたからだ。aikoは延期理由について一生懸命説明していた。この日のアンコールでの「なんて一日」と「いつもいる」はなんだか染みた。

9/18 周南市文化会館
この時も世間的にもザワザワしてたし、台風の進路が山陰、山陽の上を直撃して走るということで天候的にもザワザワしていた。当日は台風一過で晴晴としていて良かった。aiko側も倉敷公演のあと広島まで前入りをしてホテルに宿泊していたらしい。バンドメンバーとの移動は初めてだったらしく嬉しそうだった。広島駅で台風のためカメラが回っていたらしくaikoは映りたくてそれの前を我が物顔で映るように歩いたらしい。そしてホテルで放映されそうな夕方にマネージャーと携帯の動画をボタンを用意してテレビで探してたみたいだが、映らずで、実際は本番前の練習だったというオチがついてた笑 残念がっていた。
残念といえばこの公演、「aikoーーー!」と叫んだ方がいた。aikoは事を大きくしないように注意していたが、しつこい方だったのでうまいことあしらってステージは進行した。みんな黙ってても明らかに会場の空気が凍りついた。aikoが東京公演を延期したこと、周南市の要請で9月前半、市の運営しているホールでの公演や山口で開催予定だった音楽フェス、その他イベントが中止もしくは延期になってる状況下での声掛けは言語道断でつまみ出して欲しかった。
山口もツアー初公演となった。aikoの山口の思い出はデビューの時にFM山口での飲み会。この時aikoはビールが飲めなくなってた時だったけど、物凄く温かく迎えてくれてすごく楽しかったと語っていた。この日は後半2日目セトリで「September」「夏服」と懐かしい曲がセトリ入り。そして、9/7にサブスク解禁となった「あたしたち」を披露。今回のシングルはCD買うまで聴かないでおこうと思ってたから初めてがaikoの生演奏だった。ゆったりの3拍子のリズムに乗せられた前を向けるサビの歌詞はとても心地よかった。絶対好きになると思った。ただ、「ハニーメモリー」がセトリ落ちしたのが好きな曲だけに悔やまれた。変更じゃなくて追加が良かったな~とか思いつつホテルに帰ったな。

10/12 10/13 大阪フェスティバルホール

10/12は久々のグッズガチ勢になった。というのは『どうしたって伝えたいキーホルダー』の物販開始日で、前日のオンライン販売を逃したからである。30分前に到着。15番目。一通りワンセットと家族分を買ったら続々と売り切れのアナウンスが。最初から最後まで色々と物議を醸し出したキーホルダー在庫。とりあえず、在庫は最初から少なかったと思う。ただこの2daysは在庫補充されたり、2days後もオンラインでもしれっと若干数在庫復活していたりと購入しやすかったと思う。ライブでもキーホルダーが買えなかったというスケブが。メロンソーダがよく売れたと話すaiko。キーホルダーについては赤字ギリギリでこの大阪の売り上げで決めたいという旨を話していた。この話を直接聞いた身としてはたまに見るTwitterの「aikoアカウント宛先@つけて」再販して欲しいって書いてる投稿を見るとやめて欲しいなって思っうようになった。そういう要望は運営への問い合わせフォームやアンケートに書いて送って欲しいと思ってる。運営も会社だもんね、商売だもんねって大人になってから至る場面で考えるようになってしまったからaikoに詰め寄るのは違うんじゃないのかと思ってモヤる。。。
やっとライブの話。
1日目。この日は後半自引きチケットで初の1Fバルコニー席!視界を遮るものがなく、一段高い席だったのでこれからも選べるならここに座りたい!と思う席だった。関係者席とも近く、aiko父様も隣のブロックにいて驚いた。ちなみにこの時、隣も関係者の方々だったんやけど、関係者パスを首から掛けるネックストラップもLLP22仕様になっていることに気づいてグッズで売ってくれって思った。
この時は規制も緩和されてほぼ客席が埋まっていてaikoは本当に嬉しそうに楽しく最初から最後までエネルギッシュに走り回っていた。特に「夏が帰る」で『どうしても帰りたくないよ 一緒にいたいんだ♪』を語気を強めに歌っていてグッときた。そして、MCでは8/26の年齢確認話の後日談が。今回も同じコンビニでビールとおつまみを買うaiko。前回aikoに年齢確認した同じ店員さんで今回は年齢確認されず。会計を終えて店を出ようとすると小さく「頑張ってください」と言われたそう。どうやら店員さんはちゃんとaikoだと気づいていた模様。あの時年齢確認された時にうまい返しが出来なかったとaikoは嘆いていた。コーレスはリズムゲーム。リズムに合わせてaikoも「恋のスーパーボール」を歌唱。お馴染みの手拍子も入れてのコーレスは楽しかった。
 2日目は元々最終日。最終日のつもりで意気込んで演奏してくれた。この日から「えりあし」がセトリ入り。個人的には大阪フェスティバルホールの「えりあし」と言えばLLP20の最終日。懐かしさとストリングスも相まって泣きそうになった。質問コーナーでは「曲はしないからトイレ行ってもいいよー」とaikoが言うと続々とトイレに席を立つ観客。その様子を見ながらaikoは「大阪って感じするな~」とコメント。たつたつさんがボケッとしてるので「たつたつさんどうしたん?」とaiko。「(他の会場とは比べて)物凄くトイレに立つ人が多いなと思って…」と、たつたつさん。続けて「曲、やっちゃいましょうか」。それにaikoはニヤついて「みんな焦って戻ってくるかな?」とバンメンと相談。なんと即興で「ココア」が演奏される。1コーラス歌うと2コーラス目は質問に答えていく。そしてCメロには歌に戻ってラスサビ、と一曲丸々披露。今回一度もセトリ入りしていない曲を即興で歌いながら本来の質問コーナーもやり遂げるという時間配分。ラジオDJ顔負けのMC力である。ちなみにキーホルダー発表時の写真はツアー中に至るところで撮影したらしい。その後もaikoは止まらない。ZIP FMの話から「食べ過ぎた愛」に繋げ、「ドライブモード」では『あ~、あー!めっちゃ好きぃ….♪』と歌い、コーレスではみんながアスパラとなり携帯カメラを携えながら「アスパラ」をミニ歌唱。棚ぼたすぎる。そしてダブルアンコールでは「舌打ち」から始まり「あたしの向こう」「エナジー」と続けざまに歌う。たつたつさんのキーボードは壊れる。会場は大盛り上がりでそのままトリプルアンコール。「めっちゃ久しぶりにやるね!」とバンメンと声を交わしながら「それでは聴いてください、Kiss、Hug」。無言の沸き上がりを肌で感じた。そして最後にもう一曲。「be master of life」。この曲が始まるとポップでもロックの空間が生まれる。本当に全員が頭を腕を、縦に振っている。最高に超ロックで本来の最終日の幕が閉じた。

11/21 大阪フェスティバルホール
aiko45歳最後のライブ。個人的LLP22最終日で2021年最後のaiko。これほど来て欲しい、来て欲しくないと思った日はない。来るけど。
心斎橋のイルミネーションの色使いに大阪らしさを感じるaiko。イルミネーションの前で一般人が歩きながらポーズをとったり振り向く姿を撮影する人たちを真似をするaiko。めちゃくちゃおもしろかった。そして極めつけは「誰がそんなんにいいねとか押すんやろうなぁ?」と。いや、押す人は押すんすんよ、、、aikoさん。
最前列で結婚式の後にライブに駆けつけた夫婦がいて、小さいブーケトスをしてもらい、喜ぶaiko。この時にはすでに….笑
この日は今日でaikoは見納めだと曲に集中する。生で聴いてグルーヴを感じるようになった「一人暮らし」も、「列車」でステージが暗転して群青のライトがグルグルなってる中、aikoがステップする姿も「しらふの夢」での黄色の夢心地な世界観も、未だに『輝いた\ミュージック/』で振りを入れるか迷う「磁石」も終わりの足音が聞こえてきそうなバンメン紹介のある「58cm」も今ツアーでは最初で最後の「愛の病」も発売してから何度も聴いた「いつもいる」も全部聴き納め。最後は大阪と言えばの「mixjuice」で幕引きしてくれた。最高だった。いろんな事を思い出しながら家路についた。

その後もaikoは最後のZepp東京でLLR9と東京ガーデンシアターでLLP22の振り替えによる最終日を向かえて両ツアーを完走。LLP22の最終日では自身の結婚を電撃発表した。
結婚についてはあいこめで知った。去年していたことを落ち着いて確認できた時は音楽的に変わらないaikoでいてくれたこと、多分これからも変わらないで音楽活動してくれることをなんとなく確信して安心した。おめでとうという気持ちしかない。発表の時の動画の様子とかラジオやあじがとでの本人の言葉を聞くとシアワセしか溢れてなくて、変化対して極度に不安を感じるaikoが結婚したいと思える人に出逢えたと言えるような人が現れたのが素直に嬉しい。最近の曲がそういう曲ではないだろうかと勘ぐってしまう状態ではあるが、それも今の楽しみ方の一つだと思ってる。いつ頃からということは公にされてない分、ツアーグッズが壮大な匂わせだった?とかLLP20のDVDで付き合ってる人いる?って話題で客席から「aikoはーー?!」って聞かれたときにニヤつきながら黙ってたのは実は….??とか勝手な妄想が進んでしまう笑。程々に留めたいけど、今はとまらんね笑。

2021年は色々なアーティストがツアーを組み始めて、少しずつ日常を取り戻す経過を感じ取れる一年となった。個人的にはライブ以外のお誘いは全て断って、仕事とライブ以外引きこもる生活を送っていたので必然的にaikoイヤーな半年だった。
そういう面でもLLP22は特別だった。愛しのお花ちゃんたちへ。を見て改めて実感する。最終日はカメラ入ってたみたいなので密かにDVD化を期待している。LLR9振り替えは多分DVD化しなさそうなので気長に待とうと思う。
まだまだぎゅうぎゅうなライブは先になりそうだがこれからもルールを守って参戦を続けようと思う。

そんなこんなで今日は1月3日。大好きな「しらふの夢」のお誕生日。今日はずっと聴いてます。

こんな僕ですが今年も宜しくお願いします!

そのサポートは最後、aikoさんの懐にいきます。