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1行のコードとクリエイティビティ


コーディングしているときに僕がいつも考える言葉、それは、

『魂は細部に宿る』だ。

「変数名の付け方」や「IF文の書き方」などによって、コードの保守性・生産性がまったく変わる。

これを考えられるかどうかが、プロのエンジニアになれるかどうかの一つの判断軸だろう。

そのため僕は、何度も何度も思考しながらコーディングを行う。


変数名の付け方による魂の込め方

変数名の付け方の例をだそう。

例1と例2では、どちらのほうがよいコードだろうか?

例1
for(int $i=0; $i<$someArray.count(); $i++)

例2

for(int $counter=0; $counter<$someArray.count(); $counter++)

僕は例2を選ぶ。なぜなら、$counterという変数をfor文中に利用する際に、どんな変数なのか一目瞭然だからだ。

これがエンジニアの魂を細部に宿す一例だ。


IF文による魂の込め方

もう一つIF文の例をだそう。
どちらがよいIF文だろうか?

// ヨーダ記法(左辺に変数を記載する記法)
if (NULL == value);

// 通常の記法

if (value == NULL);

僕はヨーダ記法を選ぶ。

なぜなら、人間はコードを左から右に読む。

左に読むときに、NULLのチェックするということが先にわかるほうが、コードの可読性が高いからだ。

このようにエンジニアには、それぞれのこだわりがあり、それがコードの総合体であるプロダクトとなっている。

このこだわりが、エンジニアのクリエイティビティだと考えている。

最後に

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