見出し画像

BBQポークスペアリブコンテストに出場したところ…

今日はとんでもない事件レベルの出来事があった
BBQスペアリブのコンテストで優勝してしまった
興奮冷めやらぬうちにメモを書いておく

50過ぎのジジイにとって、コロナ禍は自分の行動を変えるきっかけとなった。結局、二度も罹患して散々な目にもあったが、結果として良い機会だったと思う。仕事でも趣味でも日常の平坦な低燃費ルーティンを強制的にリセットさせられた。
人に会えないこと、自由に外出できないことの息苦しさ、その価値の大きさにも気がつかされた。

”ナイフと火とバイク”
この3つは、コロナ禍で行動制限の中、もがきながら始めた新たな趣味。
ナイフと火とバイクを使いこなせたら人生は面白くなる。師匠の教え。笑
ナイフは包丁。魚捌きを始めてほぼ毎日。閉店間際のスーパーで売れ残りの魚を買っては捌く。漁師さんから直接魚を買う。自分で釣った魚を捌く。とエスカレートしながら、まぁまぁ腕を上げた。
その次は肉か?ということで火。これはBBQ。
BBQインストラクターなるものを見つけて、検定を受けた。BBQの検定なんてふざけてるのか?!と思ったが、これが目ウロコだった。
自分の知っているBBQとは違っていた。というか全く無知だった。
所謂アメリカンBBQなわけだが、河原や公園何でみんなでグリルを囲んでやる焼肉ではなく、塊肉をグリルで調理してゲストにふるまう。
人と人を繋ぐパーティであり、本質はコミュニケーションだった。
コレだ!と思い、ハマって2年。今に至る。

明日、上級インストラクター検定を受ける。
初級・中級はエンターテイメントで楽しい。BBQについて目鱗の知識と、おいしい体験。
これが上級になると、受講者の約3割しか受からない超難関になる。
知識もスキルも問われる。一番は安全性で、食の衛生面と火の安全に関しては徹底的にその知識とスキルが身についているかが問われる。実技でうっかり生肉を触った手で他の道具などにべたべたと触れようものなら、即アウト。軽い気持ちではパスできない。
しかも上級インストラクターの検定は年に1回しかなく(正確には、関西と関東で各1で各30名定員)
今年の関東の検定は6月25日。明日。。
noteを書いている場合では無いか。爆

今日、同じ会場でステーキとポークスペアリブの2部門コンテストが開催された。
無謀な挑戦ではあるが、検定前日の“場慣れ”にもなるだろうと、ポークスペアリブコンテストにエントリーした。
プロアマ問わずとはいえ参加している人たちは達人なので、学べることも沢山あるし、こういうお祭りごとは楽しいに決まってる。
超緊張しつつも、いかに美味いスペアリブを焼くか?
それだけに集中した。
スペアリブを焼くには最低でも3時間。
今日はスタートからターンイン(肉の提出)まで、約4時間半。各自がそれぞれの焼き方で調理する。

とにかく、美味しそうに、美味しく、表現豊かに。。
やはり楽しかった。これは幸せの時間。。

肉を柔らかく仕上げるための様々な方法(詳しくはまた別の機会に…)を試し、
そして今回は夏を感じる味を目指して、夏蜜柑のマーマレードでオリジナルバーベキューソースを作ってみた。スパイシーさと甘味をブレンドさせ、柔らかく焼いたポークスペアリブと一体になるように…

これが見事にハマった。
なんとジャッジのみなさんより最高点をいただいた!
感謝。
来年3月アメリカテキサス州で開催される SCA世界大会の出場権。緊迫度爆上がり。マジか。


最後に、明日の検定に向けて
BBQの掟、利休七則から発想を得たバーベ九則をメモして終わります。

1, 下調べは慎重に
2, 準備はお家で
3, 降らなくとも雨具の用意
4, 焼ける前に一品
5, 食べ物を炭にするべからず
6, 子供相客に心せよ
7, 飲んだら運転しない
8, ごみ、炭を埋めない捨てない
9, 来た時よりも美しく

おやすみなさい。

この記事が参加している募集

今日やったこと

この経験に学べ

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?