Daicyの独り言2

"ニュージーランド"では、

どうやったら練習に来てもれえるか、

]話を聞いてもらえるか、

興味を持ってもらえるかという部分にすごく悩まされた時期がありました。

U15歳の子たちを、

練習に来てもらうようにすることは、

本当に大変でした。

なぜなら、

前回も書きました。

ニュージーランドでは、

練習、ラグビーが楽しくないと来ないということが当たり前です。

なので、

練習が面白くなければ、

もちろん来ません。

その理由は足が痛いとか、

ホームシックだとか・・・。

ホームシックって笑

日本ではありえない光景ですが、

試合中にチームメイトと喧嘩になって

おもんないから帰るとかそんなこともありました。

その時を振り返るとコーチングを学ぶモチベーションが、

少し変わって来たのかなと思います。

選手に上手になってもらいたい、

勝ちたい、

優勝したいなどの思いは、

強いモチベーションになります。

なので、

以前、私は必死でスキルや戦術の勉強していました。

しかし、

ニュージーランドでコーチングして

新たなモチベーションが生まれ始めました。

自分のチームメイトの何人かが

オールブラックスになるかもしれない

ということを考え始めたのです。

なので、

ラグビーを楽しんでもらうとか、

きついことが楽しいと思ってもらう、

ゲームをいかに楽しめるようになるかという部分を

中心にコーチングするようになっていきました。

シーズンに入ってくると・・・・・

彼らに向き合い、

彼の要望に応えつつ、

勝利のために行動していると、

選手からあの場面であんなプレーしたいとか

言い始めるようになってきました。

そして、不思議なことに勝手に練習し始めるようになりました。

そして、

疑問があれば、

聞いてくるようになりました。

遂には、

昼休みに学校に来て欲しいと言われるようになりました。

今までは本当にスキルトレーニンングをしたかったのに出来ませんでした。

しかし、

あるところから急に向こうから尋ねられるようになり、

結果的に彼らは練習外の

自らの時間を削ってスキルトレーニングを行なってくれるようになりました。
そこで気づいたことは、

対象によって前提を変えなければならないということと、
やはり、

スポーツはやはり楽しくないといけないし、

楽しければまた一歩前に出れる。


















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