Daicyの独り言4

『タッチ』
僕はニュージーランドで、

ラグビーをプレーもコーチングもしていました。

1つ言えることは、

ニュージーランド人は

タッチ(タッチラグビー)が本当に大好きだということ。

彼らは、日が暮れるまで本当にタッチフットをします。

僕も練習の時は、

そのタッチフットがしたくて早めに練習にいったりしていました。

選手の何人かはタッチだけをして、

練習は見るだけの選手だってたくさんいます。笑 

ニュージーランドでは、

基本的にグレードごとに練習するのが当たり前です。

Top2チームは一緒にする事もありますが、

それ以外は練習の日や時間が違ったりもします。

突然、僕の所属していたTop2に違いが現れてきました。

一つのチームは毎回タッチをして、

「チーム内に笑いが絶えず、歌を歌ったりするチーム」と

「練習中に一切笑いはなく、ずっと真剣に練習をするチーム」です。

もちろん、結果も異なっていました。

13チーム中優勝と7位です。

どちらが優勝したと思いますか?

結果として、笑いが溢れていたチームが優勝したのです。

日本では、練習はいつも真剣であることを求めます。

おそらく、笑いなんてご法度なんてチームもいくつかあると思います。

なぜか?一つの理由として、

トップが抑えきれなくなるから。

それはコーチが多くのアイデアを受け入れきれなくなるという意味です。

歴史上いつも笑いが流行り出すのは、

飢饉であったりと政府の力が弱まった時だそうです。

そして、そんな時に革新的なアイデアが生まれ、

それらが笑いによって生まれた環境によって

一気に広がって時代を変えていくそうです。

話は少し外れましたが、

優勝チームは実はBチームでした。

そして、

僕が一番驚いたことは

Aチームの何人かの選手がBチームでプレーしたいといって、

コーチと相談し降りてきたりしました。

ニュージーランドではこんなことがよくあります。

理由はというと、

Bチームでプレーした方が楽しいと、

試合中例え、前半負けていたとしても、負

けるかもしれないと思っている奴が1人もいない。

しかも心のそこから勝てると信じていて、

いつも勝つためのアイデアが選手から生まれると。

ラグビーというスポーツは0.5秒もあれば、

場面が変わります。

そこで、

勝ち抜いていくには一瞬の閃きは欠かせません。

アイデアを生まれ、

上下関係なくそれらを一瞬で共有できる環境がとても大切です。

まずはラグビーに近い楽しいタッチでチームの関係性を築き、

とゲームの中でひらめきを生む感覚を!!

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