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危険なキノコ・光るキノコ・不思議なキノコ

このところ、キノコのことで頭がいっぱいです。決して食べるキノコだけじゃなく、食べれないキノコや毒キノコに夢中です。いろいろ見るとその不思議な世界に取りつかれちゃいますね。先日、地元の人対象の、キノコ観察会がありました。近所の女将さんたちはキノコのことはものすごい詳しい。身近なもので、しかも食材として昔から宿で利用してるからでしょうね。

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宿からほど近い森の中で、いろんなキノコを観察。

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ドクササコ。今年はよく見るようですね。かなり危険なキノコです。症状を調べていたけど、恐ろしい!ひたすら痛みに耐える・・と言うキノコのようです(怖)。

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こちらもキノコ。こちらはロクショウグサレキンモドキ。子実体のカタチが違うので、モドキがついてる。モドキが名前に付ってことは、本家本元のロクショウグサレキンもありますね。

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こちらはタマウラベニタケ。ナラタケの菌糸が寄生し、キノコになりきらず塊のようになるものが・・。

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そして見つけるとついつついてしまうチシオタケ。傘に傷をつけると真っ赤な血が噴き出してくる・・まさに血潮。

と、まぁこんな感じで、目につくキノコを一個一個観察していきました。今週末のキノコ観察会もこんな感じで、いろんなキノコを見ていきます。キノコ狩りではなく、キノコ観察会ですので、そこのところ間違えないでね!

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何度か話題にしているツキヨタケ。出始めの幼菌の時は、なんだかシイタケたいですね。この頃、あちこちで目にするようになりました。8月に3合目付近でツキヨタケと思っていたものは、夏の時点ですでに腐れ、地面にぼたぼた落ちてたんだけど、先日登った人が、ツキヨタケを見たよ・・と。あの8月に見かけた腐れたキノコは何だったのか?場所と言い、形と言い、ツキヨだったんだけどなぁ~。でも、その腐ったキノコはとにかく臭かった・・ツキヨがくさい・・と言う認識はないので、もしかしたら別のキノコだった可能性もある。でも、暑くなったり寒くなったり雨が続いたり、キノコも季節を間違えて出てきてるようなので、今となってはあの時のあの腐れキノコは何だったのだろうか・・。

そして、ツキヨタケが光る・・と言う話は有名。ただ常に光っているわけではなく、傘が開ききったのち2~3日という記述もあるので、タイミングが大事なようですね。

比較的宿から近く、すぐに車から降りていける場所を発見!

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そしてここで撮影した写真がこちら・・・

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肉眼では光って見えることはなく、あくまでもカメラの設定をうまく撮影するとこのようにぼんやり緑になる。私はカメラをしないし、夜は寝る人なので、撮影したUさんから写真をいただきました。もちろん、掲載の許可もいただきました。この場所は宿に近いために、防犯灯の明かりがある。それに車の往来も比較的多い場所となり、撮影には不向きなのかな?

そして、昨晩は、やっぱり私もこの目で見たい!と思い。お客さんの就寝後にUさんに同行し、実際の撮影の様子とツキヨタケの様子を生で見ることに。今回の撮影地は別の場所へ。ここは数年前からツキヨタケがあることを知っていたので、昨日はこちらの場所へ行ってみました。

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数日前の昼間の様子は上の写真。そして昨日の写真がこちら・・・

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うお~!光ってる!もちろん、肉眼では緑に見えるわけではなく、ぼんやり白っぽく浮かび上がってるように見えました。目が慣れるまではよくわかりませんでしたが、暗闇(10月17日が新月)の中で白っぽく見えるキノコを見て感動!そして昨日も星空はすごかった!まさに満天でしたね。

昨日の気温は9℃。もちろん、真冬装備だったので、全く寒く無かったですね。私はただ見てるだけで、出来上がった写真をもらっただけ・・でも、撮影する人は、車の明かりも気になるし、風で葉が揺れるのも気になる。数分の露光の時間が限りなく長く感じるでしょうね・・。アクセスがいい場所・・と言うのは、車の往来もあります。案の定、何度か車が通過し撮影を断念。でも、つまりは逆の立場にもあるので、もし誰かが先に撮影しているのが分かれば、少し配慮してあげたいですね。

とはいえ、真っ暗闇。ライトで照らさないと足元が大変危険!まずは明るい時間にしっかりと場所を確認して行くべしですね!

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