この話をもう一度‥。

旅の途中でけがをして、私にヘルプを出してくれたMさん。なんとかその後も人に助けられながら、無事に全行程を終え、オランダに帰国。ヘルプをいただいたのが、ちょうど紅葉シーズンで忙しく、私的にはすったもんだの騒動ではあったのですが、ちょっとお役に立ててよかった。でも、私がお役にたった‥というより、寿庵を取り巻く人が私の代わりに助けてくれた！というのが正しいのかもしれませんね。

そんなMさんから、お世話になった人にお礼を言いたいとメールがありました。ようやく落ち着き、きっと旅のことを思い返してるのでしょう。

Mさんのメールには、寿庵を取り巻く素敵な人間関係について触れていました。

「宿に来るお客さんがとても大山が好きで、宿のことも好きなのが伝わった。いいお客さんに恵まれてるね」

ダメもとでお願いしたみなさんが、どうしたらMさんが無事に旅ができるかを考えてくれ、あ～でもない、こ～でもない！と、知恵を出しサポート。見ず知らずの彼女に対して、鳥取を楽しんでもらおうと尽力してくれました。

そして、怪我をして大変だったけど、日本の素敵な人たちにたくさん出会って、やっぱり日本が好きで、たくさん旅の思い出ができた。と、喜んでくれたこと。とにかく、英語メールから伝わるあふれる思いに私もうれしくなって、少しでもお役に立ててよかった‥と心から思いました。

旅してると、人に助けられる場面が多いですよね。山もそうかもしれません。ちょっとおせっかいなところもあるけど、旅先や山で出会う人は人情味もある。

見える景色はすでに雪景色。閑散期に入り、出会う人も減ってきた今日この頃。でもこうやってまたメールをいただいて暖かい気持ちになり、ほっこりさせてもらったMさんの後日談でした。

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