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ようやく山へ行ってきた。【川床~大山滝】

久しぶりに山へ行ってきた投稿です。連日いいお天気が続き、紅葉がきれいで見頃という話題を聞くとやっぱり見に行きたくなりますね。とはいえ、忙しい時期でなかなか出かけるのも難しい。花のピーク、新緑の季節、紅葉の最盛期は宿の窓から景色を見るので精一杯です。

HPの空室カレンダーにはお休みと記載してたのですが、飛び込みのお客さんなどもあり、連日稼働。でも、もう行きたくってしょうがない(笑)‥というわけで、お客さんにも事情を話し山へ行ってきました。

歩いたところは川床から大山滝。中国自然歩道の一部になります。その為、道標などもしっかり整備されています。

紅葉の森を歩く。

いやぁ~美しい。ほんとカサカサと落ち葉を踏みしめる音だけがこだまする。遠くから鳥の声も聞こえるのだけど、春や夏の頃の賑やかさはありません。

おいしそうなクリタケ。

この時期は花はほとんどありませんが、木の実やキノコを見ることができます。でも、登山道にイワカガミを発見!びっくり!!!

季節外れのイワカガミ。

川床は標高700mくらいになります。そこから約4km歩くと大休小屋に到着です。時間にして約1時間半です。小屋は標高1000m強、ちょうど元谷避難小屋付近と同じです。この辺りは落葉が進み、見通しがよくなってきますね。

標高によって森の落葉具合が変わります。
鮮やかなナナカマドの向こうに見える振袖山の山肌はすでに晩秋。

歩きながら感嘆の声がもれる。本当に美しい。すれ違ったのは3人。大休の分岐でそれぞれ別の山域へわかれる。1人はユートピアへ。2人は甲ヶ山へ。私は大山滝へ。

お泊りだったお客さんのSちゃんが私が滝に行くのを聞いて山頂予定を変更。一緒に同行してくれました。ということで、道連れもいて楽しい山歩きに。

日差しが出ると金色に森が輝く。

大休峠から下っていくと紅葉の森に再び入ります。その森の移り変わりも楽しい。

ただただきれい‥。

遠くから川の流れる音が聞こえます。大山滝までもう少し!滝についたらお楽しみのランチタイム~。それを考えるだけで心が弾む!

道標を確認しながら歩く。

大休峠より約3km、大山滝にやってきた!!!やっぱりきれい!標高600m付近のはずなので、今まさに見頃。ここは新緑の頃も美しい。本当に素敵なスポットですね。

これが日本百名瀑の大山滝。

この絶景を見ながらカップラーメンをすするのは最高!しかも誰もいない。さて、のんびりしたいところですが、Sちゃんが乗る路線バスは15時20分。すでに時計は12時回っています。チェックアウトのお客さんの掃除をしてからのスタートだったので、川床を歩きだしたのが8時半。このまま滝から一向平へ通り抜けたいけど、車がない!なので、同じ道を戻ります。

歩く距離を確認!川床まで7km!!

時計は12時10分。頑張って折り返すぞ~~!

どこを歩いても美しい森。

同じ道なのですが、行きかえりで見える景色が違う。なので、新しい発見が!気候もいいし、ほんと、ルンルンで歩けるので、足も進む!時々、キノコをチェック。鳥の姿を見ると鳥もチェック!

ブナピーことブナシメジ。もちろん天然!
裏のヒダが美しい。ヌメリツバタケモドキ。
大休から見える大山ですが、残念ながらガスの中。

早歩きではありますがサクッと大休まで帰ってきました。大山主峰は朝からずっとガスの中。東大山エリアは晴れ。気温は日陰で8℃程度とヒンヤリですが、日差しが出ると暑くなるくらい。その為、半袖で歩き、日が陰ると薄手のヤッケを羽織ってちょうどいいくらいでしたね。

落ち葉を踏みしめ歩く。

日差しが出たり隠れたり、その都度森の表情が変わります。

日が当たるとより鮮やかに。
ただただきれい‥。

木地屋橋を通過すればもうゴールまもなく。

立派に付け替えられた木地屋橋。ここは沢登りの拠点としても利用しています。
振り返ると紅葉の森が見える。

名残惜しいけど先を急ぐ。川床の駐車場に着いたのは14時50分。15時までには到着~~~!バスにも余裕をもって間に合う時間。そして、チェックインのお客さんにも間に合った~~!!Sちゃんも初めての道で、喜んでくれました。私も一人歩きよりも楽しい山歩きができました。

次はいつ出れるかなぁ??次は晩秋の山を楽しみたいと思います。

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