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屋根の上、再び。

1月に一度屋根の雪下ろしをしたのですが、今年はいい感じで降ってくれるもんで、屋根の上再び参上!です。

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軒近くに雪庇ができ、どこが屋根の端かわからない、安全装置( ザイル)を装着し、助っ人Sさんがギリギリのところで作業開始です。ザイルは屋根の雪持ち(※)に付けるんだけど、雪持ちを掘り起こすのが大変。

※雪持ちとは‥雪が落ちないようにするもので、これがあるので、雪が自然に落下しません。周りが何もないところなら雪が一気に滑り落ちてもいいのですが、隣近所あるし、人が通る場所などでは危険なので、雪持ちがついてるんですよ~。でもこれがあるから屋根に上がって雪を下ろさないといけない!

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ほっても掘っても屋根に到達せず。150cmくらいで屋根です。

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私は反対側の比較的雪の少ないエリアの屋根の際に立って、雪下ろし。雪持ちに足をかけております。安全装置(ザイル)は付けず。

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一番下の雪は昨年からの蓄積でしょうね氷部分と硬い雪の層。ハンマーでかちわりたい。少しずつ、スコップでたたいて掘り進め切り崩す。頭の中のBGMはアイスクライマ―(ファミコンゲーム)。叩いて叩いてボーナスステージへ!!

1時間で1m‥。肩がパンパンになるわ。(※後日談:筋肉ないのか筋肉痛にならず)

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私が取りついてるこのエリアは1月にも一度落としてるので、雪の高さは1mだったのだけど、反対側は今シーズン初めて。ちなみに、隣の建物は3階建です。

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一番深いところで1m80cmくらい。まずは、軒下にせり出した巨大ツララを隣の建物に配慮し叩き割る。そして、徐々に雪を運ぶ。実はこちら側は隣の付帯設備が屋根の下にあるので、雪を落とすことができない。

そのため屋根の下に雪が落ちないように、雪を屋根の中央部に寄せて、建物の裏へスノーダンプで運んでおろします。この作業が半端なく大変なんですわ。

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スノーダンプを走らせ易いように、階段状に段を付ける。そして雪を乗せ、裏へ落とす。

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屋根の上に乗っている雪を、半分くらいまで掘り下げたのですが、この下にまだまだ多いところで1mも雪があります。3人で4時間近くかかって、ようやく屋根の上の半分の雪?いや3分の1程度の雪を除雪できました。

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昨日は青空もちらっと見え、海岸線も見えたけど、あとは吹雪の中の作業となりました。

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作業を終え下から見上げる。うーん。まだどっかりあるなぁ‥。さすがにもうおろせなかったので、次回作業することに‥。

雪はうれしいけど、心労も絶えない。心のどこかで早く春になってほしいと願う私がいる‥。

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