GW明けの週末は、お客さんもそんなに多くもなく、ゆったりとした時間が流れています。そして、やはり5月はいい季節なので、平日もパラパラとお客さんが入っています。程よい人数、仕事の合間に時間も作れるので、花や鳥散策もしつつ、仕事もしています。

この春からは色々な規制が徐々に緩和されたからでしょうか？少しずつお客さん同士の会話も戻ってきました。もちろん、コロナ前ほどの盛り上がりはありませんが、ほどよく会話もあり、いい感じの空気を感じます。

週末に来てくれたIくんは、ここで出会ったMさんと一緒。昨年は結婚したことを報告に来てくれ、この夏出産を控えてることを私に報告したいと思って訪ねてきてくれました。

出会ったのは2019年の6月のこと。

これがもし2020年だったら‥。あの時のように、会話を楽しむようなこともなく、交流をできるだけ避けるようにお願いしていたかもしれない。接触を控え、会話が弾むこともない。そう思うと、それぞれが別の人生を歩んでいた可能性があるなぁ‥ってしみじみ考えちゃいました。

とはいえ、交流ができないからこそ、うちに来たっていうお客さんもいるから、不思議なもの。いつもは友達と日帰り登山だったけど、一人で来るようになって寿庵を見つけ、足しげく通ってきてくれる。

交わらなかったご縁に、交わったご縁。あの2019年に立ち返ることはできないから、コロナのない月日のことは想像できないけど、どんな様子だったのかなぁ？ってちょっと考えてしまう。

2014年から一度も数字を落とすことなく2019年まで突っ走ってた私は、もしかして2020年にあるはずだったオリンピック需要のインバウンドで波に乗ってノリノリだったかもしれない。2022年は二号店もあったかもね～(笑)。

それはそれでなんかいろいろ面白かったんだろうけど、実際はそんなことのない2020年を過ごし、数字が開業時まで一気に落ちる。人生とは？なんていろいろ感慨にふけり、何だろな？って色々悩み。でも、まぁ。なんとかなってるわ‥と開き直れた2021年。

2022年の今年は、また色々と楽しい出会いもありそうだし、ちょっとづつ戻っていきそうな手ごたえを感じる。お客さん同士の会話が戻ってきているから、また素敵な御縁もあるかもしれないね～と、ちょっとワクワクしてきますね。

ということで、チェックインのお客さん同士が会話するのを横で聞きながら、Noteで今、思うことをサクッと書き綴ってみました。

外では鳥が鳴き、山は稜線まで美しい。空気はひんやり気持ちいい。はぁ～、今日もいい一日だなぁ～。

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