12月も中旬、そして、今週末22日には宿から徒歩圏内のスキー場「だいせんホワイトリゾート」のスキー場開きです。

この日以降、私は大山エリアに引きこもりの生活が始まります。車の除雪をする時間も手間もないため、車をふもとへ避難させ、3月の確定申告(※)までは徒歩圏内で生活をします。買い物はすべてふもとからやってくるお客さんが手伝ってくれる。私が宿の営業に集中できるように、皆さんがサポートしてくださいます。ありがたいです‥。※この申告のためにふもとへ出かけるタイミングで車と久しぶりの再会です。

毎年この時期は憂鬱ムードになっているオーナー。そんな私の心の叫びを日記にしたためますが、今年も同じく憂鬱になっております。

建物に雪害がないように、シーズン中に水回りのトラブルがないように。雪下ろしをどうしようか？灯油をどのくらい仕入れようか？？配達に無事に来てくれるのか？とにかく心配事が尽きない。もちろん、雪が降ってくれないと、仕事にもならない。収入が0になる可能性もあるので、それはそれで冷や冷や。そして、降りすぎてもキャンセルになるので、自然相手には加減も難しい。

仕事に慣れるとか慣れないとかじゃなく、とにかく予期せぬことが起きないことを願うしかありません。

いや～～。ほんと、バイト時代でも同じだった。シーズンぶっ通しでほとんど休めないし、無事に長丁場の冬を乗り越えられるか不安でしたね。もうかれこれ25年も大山で働いてるのに、この憂鬱な気持ちは変わらないし、これからもずっとあるのでしょうね。

でも、シーズン入ると、それはそれでお客さんとの楽しい日々。どんなに忙しくっても、何とか乗り越えている。それは25年も変わらない。だから大丈夫なのだと言い聞かせるけど、でも、この師走のこの時期はとりあえず憂鬱モードに浸るのが、私のいつもの儀式みたいなものですね。

冬を乗り越えるためのお楽しみグッズ(お菓子、書籍、リラックスアイテム)や食料、日用品を買いに町へ出かける。残り(車所有)あと3日。その後は覚悟を決めて、来年の3月まで雪景色を見て過ごします。

とりあえず、憂鬱モードであることを誰かに聞いてほしい寿庵オーナーでした。

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