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地球の歩き方

旅のバイブルと言えば、地球の歩き方。昨年、創刊40年だったとのニュースを見ました。旅をする上で欠かせないアイテムで、私も何冊も持っています。初めて買ったのは「モンゴル」。馬にどうしても乗りたくって、あの草原を疾走したくって・・それが理由で、初海外はモンゴルでした。もちろん、ツアーですけど。でも、いろいろ知るために地球の歩き方「モンゴル」を購入。たしか、1995年くらいだったかな??何ヶ国もまわる時は、軽量化の為、必要なページだけを切り取り、自分でオリジナルの本を作って旅に出る。

なんでこんな話題?というと、ダイヤモンド社という会社がこの本を出版してたんですけど、別会社にこの秋、譲渡された・・と言う記事を見たからです。旅のアイテム、トラベラーズチェックも無くなり、激安航空券を買うのに常に立ち読みしていたABロードも無くなり、ついに地球の歩き方まで・・。もちろん、地球の歩き方は出版元が変わるだけで、いつも通り書店に並ぶのでしょうけど、でも、本としてはいずれ消えていくのかもしれませんね。もちろん下記の通りネットサイトもありますよ~。

今年はコロナによって、「旅」そのものが出来なくなり、旅にまつわるいろいろなことがより厳しくはなってるのだけど、でも昨年まではインバウンド2000万人という数字が出てたんで、あるいみ旅はブームだったはず。だから、コロナというより、紙媒体がデジタル化したため、そういったものが旅の中で求められなくなったのが最大の理由でしょうね。

記事によると、2010年から10年はインバウンドバブルだったと記載されています。私が最後海外へ行ったのは2009年、バックパッカーとしてあちこちを楽しんだのは2000年代。もう10年も旅してないんだ・・・。

なぜ、インバンドバブルになったか?それは、国が観光戦略を打ち出して観光が経済効果を生む・・と推進したから。と記事ありました。たしかに、2010年に入り、政府が補助金などもどんどん使って誘致、日本に来る海外の人は一気に増えたのでしょうね。ただ、日本人が海外へ行くことは、1990年代半ばから25年間近くほとんど伸びていないようです。

それにしても、去年までのインバウンドブームが今、再び来るとは思えません。でも、人は旅をしたがるもの。アフターコロナ(それよりもきっとウィズコロナ)になれば、人々は少しづつ動き出すはず。本当の旅好きが、その国を知りたくって旅をする。安いから、補助金があるから・・とかではなく、シンプルに旅が好きだから・・そんな本来の旅を純粋に楽しめる日がやって来ることを願いながら、私もまた地球の歩き方を片手に、旅できる日を楽しみに、今のコロナを乗り切りたいですね。






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