自分から目を離す

青い空が広がって、陽の光が窓から差し込んでいた。ここ数日、いい天気から遠のいていた気がして、光のきらめきがとてもうつくしかった。

その陽射しのきらめきは、窓の外に立つおおきな木も、つよくふきつける風も必要なんだと思う。ぼくが目を止めてた光のうつくしさには、窓も、木も、風も欠けられない。

「見えないもの」でかたちづくられるうつくしさは、たくさんある。窓から射し込む光ひとつにしても。しばらくぼうっと、眺めていた。

・・・

気持ち良い陽の光で目覚めて、部屋を掃除しながらゆっくり過ごす。だらだらしていたせいか、午前中はあんまり何をしていたか覚えていない。

お昼過ぎに図書館へ。昨日「民具」展で掲示されていた柳宗悦の言葉が入っている本を借りたかったのだけどその図書館には無くて、取り寄せ。持ってきた、ながしまひろさんの「やさしく、つよく、おもしろく」を読む。

糸井さんの言葉に目が止まる。

「じぶんはどうあるべきか、
じぶんに足りないところはどこか、
じぶんの道はこれでいいのか?
そういうことを考えるのは、悪いことじゃない。
だけど、目がじぶんに向いているうちは、
ふらふらと不安定でしかいられないんだよなぁ。
目を自分から離さないと、力は出せない。」

自分から目を離すか...。自分のことばっかり考えている自分を省みて、目を離した時にどの視点になるのだろうかと考えてみる。

自宅で「甘々と稲妻」をプライムで最初から。最近アニメづいているけど、このアニメもかなり良い。少しづつ見よう。

休みの日は、こうして少しでも書いて残したい、と思えることができるから良い。好きな人の影響で手記の日記もまた始めた。「書く」「記す」「残す」ことを、やっぱりきちんとしたいとかんじている。

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