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吸収剤タイプの日焼け止めは洗顔フォームだけで落ちるのか?

<動画の目次>
0:26 酸化亜鉛フリーの日焼け止めのデメリット(過去動画の振り返り)
2:40 吸収剤だけの日焼け止め(乳液タイプ)は洗いやすい?
4:26 酸化チタン入り製品の洗いやすさは白さが基準になる
6:03 角栓ケアのために男性でもクレンジングを使った方がいい
7:57 お酒のコーナー
9:07 エンディング



私みついだいすけのYouTubeで最も人気なテーマの動画はこちら↓なんですが視聴者の方からこんなコメントをいただきました。


動画非常に参考になりました。ありがとうございます。 
当方男性でメイクはしておらず紫外線吸収剤の日焼け止めのみを使っています。
その場合でもオイルクレンジングの方が推奨されますか?
今はミルククレンジングを使用しています。
また紫外線吸収剤メインで酸化チタンも含む場合の推奨されるクレンジングについても教えていただきたいです。
よろしくお願いします。

@initiative_satakeさん

今回は、こちらの質問に回答していきます。

酸化亜鉛は悪者?

昨今、酸化亜鉛はSNS上、特にX(Twitter)で悪者にされています。

酸化亜鉛は日焼け止めの紫外線散乱剤として配合されることが多いのですが、皮脂と吸着して毛穴に詰まり、肌荒れを起こしたりニキビができたりするという説があるので、避けられがちです。
また、毛穴に詰まるだけでなく、酸化亜鉛自体の金属アレルギーも考えられるということで、世間から嫌われている成分の1つです。

そんな酸化亜鉛ですが、正直私はそれ自体は悪いものではないし、そんなに多くの人が肌に合わないことはない、と思います。

どちらかといえば、紫外線散乱剤には撥水性があり落としにくく、日焼け止めが肌に残るせいで肌荒れする人が多いと考えています。

日焼け止めの落とし方について

紫外線防御剤が紫外線吸収剤のみの日焼け止めを落とすとき、オイルクレンジングは必要なのでしょうか?

実は、全く必要ありません

紫外線吸収剤のみの日焼け止めは、もはや乳液やクリームと同じ、オイルのようなもので、これらと似たような性質を持っています。

ですので、洗顔フォームで十分落ちますし、ミルククレンジング程度の洗浄力でも全く問題ありません。

では、紫外線吸収剤メインで酸化チタンも含む日焼け止めはどうでしょうか?

もし肌に塗ってみて白っぽいなと感じるのであれば、酸化チタンが多く含まれています。酸化チタンは撥水性があり基本的には洗い落としにくいため、その撥水性にも対応できるクレンジング力が必要です。

この場合、クレンジングオイル・クレンジングバームが良いでしょう。

ノーメイクでもクレンジングは必要?

今まで、落ちにくい日焼け止めを落とすときはクレンジングが必要と説明してきました。

では、日焼け止めもメイクもしていない人はクレンジングしなくても良いのでしょうか?

もちろん必須ではありませんが、私はクレンジングをおすすめします。

メイクをしていなくても、毛穴に角栓は詰まります。それにより毛穴が広がったり、角栓が酸化して黒ずみも生じやすくなりますし、角栓を放置することで肌荒れが起こることもあります。

角栓を落とす(溶かす)には、油性のクレンジングが有効です。肌をきれいに保つために、泡洗顔と合わせて油性のクレンジングも併用して、日常的に毛穴汚れをスッキリ落とすことが重要と考えています。


今回は日焼け止めの落とし方について解説しましたが、今後は順次メイクの解説もしていきます。

YouTubeのコメント欄に疑問点など書いていただければ必ず回答します。コメントお待ちしています!


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