公開から40年「タップス」無名時代トム・クルーズ存在感ロボコップのあの人は良心的


#映画感想文



タップス




1981年 20世紀FOX

日本公開 1982年5月






20世紀FOX






ジョージ・C・スコット






ティモシー・ハットン



ロニー・コックス


トム・クルーズ


ショーン・ペン





音楽 

モーリス・ジャール



原作 

デヴァリー・フリーマン


脚本 

ダリル・ポニクサン

ロバート・マーク・ケイメン

ジェームズ・ラインバーガー


撮影 

オーウェン・ロイズマン


編集 

モーリー・ワイントローブ


製作 

スタンリー・R・ジャッフェ

ハワード・B・ジャッフェ


監督 

ハロルド・ベッカー





マサチューセッツ州立バンカー・ヒル陸軍幼年学校では少年たちが陸軍士官を目指して熱心に文武両道に励んでいたが閉鎖が決定する。


ダンス・パーティーの夜、近所の不良どもに絡まれた生徒たち。

騒ぎを止めようとした校長のベイシュ准将の拳銃が暴発、不良が死に、ベイシュ准将は連行される。

生徒たちは校長のベイシュ准将の身柄返還と学校閉鎖阻止のために決起する。


街で籠城のため食糧を買い込み軍用トラックで移動中、またも不良に絡まれる。

激怒したショーンはM60汎用機関銃を乱射し、駆け付けたパトカーにトラックをぶつけて学校に帰る。

学校には警察が来るが、M16ライフル、M60汎用機関銃、M2機関銃で武装した生徒たちが追い返す。

説得する警察だったが生徒たちは籠城を続ける。

ついに州兵の動員が決まりM48戦車やM113装甲兵員輸送車、トラックそして州兵が学校を包囲する。

指揮官はマサチューセッツ州兵のカービー大佐。

首席生徒のモーランドはカービー大佐に准将の見柄と学校閉鎖阻止を要求し、要求のためなら命も捨てると訴える。

カービー大佐は命を大切にしろ、人生を大切にしろと説得に当たる

ショーンだけは意気軒高だが、他の生徒は州兵に恐れおののく。

一人の生徒が恐怖に耐えかねて投降しようとするが、投げ捨てたM16ライフルが暴発、生徒は死亡する。

また止められた電気を自家発電装置でつけようとした生徒が燃料をかぶって全身やけどの重傷を負う。

モーランドたちは州兵に怒りを募らせるが、数人の投降ののち、分隊単位での集団投降も発生する。

追い込まれるモーランドたち。死をも恐れぬことを主張するが、カービー大佐は必死に説得に当たる。




製作は「ブラック・レイン」のスタンリー・R・ジャッフェと弟のハワード・B・ジャッフェ。

日本の「ぼくらの七日間戦争」のようなぬるい映画とは違い、厳しい現実の苦い展開で引き締めている。

ロボコップやビバリーヒルズ・コップで有名なロニー・コックスが良心的な軍人で出演している。

無名の少年時代トム・クルーズが出演、印象に残る演技である。

無名の少年時代ショーン・ペンが出演、顔にインパクトがある。




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