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【アルビ日記】2023-28:vs横浜FC 3-1


「ピッチでも働き方改革」

試合情報

・9/23(土)14:00キックオフ
・@デンカビッグスワンスタジアム。晴れ
・新潟15位、横浜FC17位

アルビレックス新潟・スタメン

GK小島享介。DF藤原奏哉、 舞行龍ジェームズ、渡邊泰基、堀米悠斗。MF秋山裕紀、島田譲、松田詠太郎、高木善朗、三戸舜介。FW鈴木孝司。
【途中出場】太田修介、長倉幹樹、長谷川巧、高宇洋、新井直人。

試合ダイジェスト

【前半】
6分、新潟先制。島田が左サイドPA手前に持ち上がり、外に出すと見せかけて中に斜めのパス。受けた三戸がうまくターンし、左足を振り抜いた。25分、横浜が追いつく。左サイド林の右足クロスを、ニアで待つユーリララが頭で合わせた。1-1で折り返し。

【後半】
62分、新潟が勝ち越し。右CK、高木のクロスを渡邊がニアで合わせた。90分、新潟にダメ押し弾。右サイド、長谷川からの横パスを中央で受けた、右に持ち出し一閃、鮮やかなミドルシュートを突き刺した。3-1で試合終了。

秋晴れ

久しぶりのデーゲームは、秋晴れのさわやかなビッグスワンで。

今日のスタメンは前節から7枚チェンジ。ちょっと前だと、こんなにスタメンを入れ替えることはなかった。

ある程度固まった15人くらいのセットがあって、その中でも最初からピッチに立つのはだいたい同じ顔ぶれだった。

今は違う。「ターンオーバー」という言葉も死語になるくらいに、各チームの監督は、毎試合、違った顔を送り出す。

プロサッカーのピッチでも「働き方改革」は着実に進められている。そしてそれが結果を出すための善後策と認識されている。

個人的にはこの方が好みだ。いろんな選手や組み合わせを見られるのは単純に愉しい。毎試合「今日は誰が出るんだろう」とワクワクする。

今日先制ゴールを上げた三戸舜介は前節途中出場で同点ゴールを決めていたし、勝ち越し弾の渡邊泰基は4試合ぶりの出場だった。3点目の高宇洋は、今日久しぶりのスタメン落ち、途中出場で発奮した。

ずっと出続けている選手がGKの小島くらいというのもあるけれど、選手起用がうまいことモチベーションコントロールに結びついているのが、今のアルビだ。

降格争いは

今日の勝点3で、アルビは降格争いからは抜け出せた感がある。

残り6試合で、最下位・湘南との勝点差は「12」だ。
9位以上のトップハーフも狙える位置にいる(9位とは勝点6差)。

反対に、今日敗れた横浜FCは苦しい。勝点22の17位。湘南と「1」差。
今季はJ2降格が1チームなわけだが、なんとか踏ん張って欲しい。

横浜FCは一緒にJ1にあがってきた「盟友」。今日も内容が悪いわけではなかった。ディフェンスは整理されていたし、カプリーニの左足も山下諒也のスピードも脅威だった。

ただ、なんとなくアルビは横浜FCと相性がいい。バランスを重視し、ハイプレスを仕掛けてこないで、ある程度構えて待っていてくれるからかもしれない。

センターバックとボランチに多少なりとも時間を与えてもらえれば、今のアルビなら、守備網攻略の糸口を見つけることができる。

今日みたいな、全体としてややスローテンポ、局面でアガる、そんな展開がアルビの魅力がいちばん引き出されやすい。

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