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【アルビ日記】2024-4:vs東京V 2-2


「理想主義」

試合情報

・3/16(土)16:00キックオフ
・@味の素スタジアム。晴れ
・新潟は2勝1敗、連勝を狙う

アルビレックス新潟・スタメン

GK小島享介。DF藤原奏哉、舞行龍ジェームズ、トーマス・デン、堀米悠斗。MF秋山裕紀、宮本英治、松田詠太郎、小見洋太、高木善朗。FW谷口海斗。
【途中出場】長谷川元希、太田修介、長倉幹樹、新井直人。

試合ダイジェスト

【前半】
8分、山田楓喜の左足FKで東京V先制。32分、高木のCKをファーで合わせた谷口が叩き込み同点。1-1で前半終了。

【後半】
59分、新潟が勝ち越し。東京Vのバックパスを長倉がかっさらってそのまま右足を振り抜いた。終了間際、東京V翁長の同点弾が決まり、そのまま2-2で試合終了。

ながくら君

J2時代から競い合ってきた東京ヴェルディ。
Jリーグファンならみんな知ってる、名門中の名門である。

バブルの匂いがぷんぷん香った、前身のヴェルディ川崎。
カズ、ラモス、柱谷、北澤、武田、都並。
菊池新吉、石川康、ペレイラ、ビスマルク…。
で、監督 松木安太郎。

ああなつかしい。

いまのヴェルディはあの頃と打って変わって、ショートカウンターを主体とした、現実的で、勝ち点から逆算したサッカーをする。

ヴェルディというチームの今昔に、サッカースタイルの移り変わりを色濃くみる。

今のサッカーに、強度やスピードは欠かせない。
欠かせないんだけど、アルビがいちばん大事にしているのはそこではない。
いや、実はそこなのかもしれないけど、そうじゃないように見せてくれる、そういう理想主義的なとこが好きだ。

ボールを回し続けるには、トランジションとか、プレッシングとか、そういうフィジカルな要素が、かなり必要だ。

けれどアルビは、そういうのを全面に押し出さず、「ボール保持」という美学を、「かっこよく」我々に提示し続けてくれている。

昔のヴェルディが、サッカーファンに「華」を魅せ続けてくれたように…

今日のヒーローは長倉幹樹。

ゴールシーンはもちろんだけど、クロスを胸トラップして右足を振ったシーンも、0.5点くらいの価値はあった。

ゴールに愛され始めたら、いよいよ覚醒しそう。
器用だからサイドもトップ下もやるけど、最前線で戦ってほしい気がするのだった。



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