見出し画像

「合わない」という事

人間に「悪い人」ってすごく少ないと思う。
そういう私も性悪説派だった。

だけど、法に触れない限りその人は「悪い人」とは言いきれない。
今から例をふたつあげる。

1.彼氏に束縛されて別れた
→自分はきっと束縛が嫌だったんだろう。束縛されたい彼女であったら、その人は丁度いいのかもしれない。自分にとってはクソ野郎だったけれども、世間一般的な目で見てクソ野郎とは言いきれない。
2.虐められた
→私には虐めてくる最低なヤツとしか言いようがないけど、もしかしたらAさんにはめちゃくちゃ親切にしてるかもしれない。そしたらAさんにとってはその人はめちゃくちゃいい人なわけで悪い人とは一概に言えない。

これを受けた上で私は言いたい。

人間が持ってる全ての意見・価値観は自分自身の意見・価値観でしかない。

人にアドバイスしたとして、自分が最善のアドバイスをしたとしても、それは自分自身の境遇で考え出した価値観でしかないし、人と考えてることが同じだと思ったとしても、考えの一部分がたまたま被っていただけで全く同じとは言えないのだ。

ここから私が導き出した3つの考えを聞いて欲しい。

①だからこそ、自分の意見を大切にするべきだ。
例えば、この人は悪い人じゃないと言われたって、自分を傷つけた人はどう考えても悪い人だ。
自分は自分から見た視点でしか物事を考えられないのだから、自分の価値観を大切にすれば良い。
②人に自分の価値観を押し付けてはいけない
どんなに自分が良かれと思っても、その価値観は自分の境遇や生まれ育ちで得たものであって、他の人には当てはまらないことが多い。だからこそ、押し付けようとはしていけない。
③境遇が似ている友人は仲良くなる、だが期待してはいけない。
同じような境遇をしているからこそ似たような価値観は抱きやすいが、それは似ているだけで全くの別の価値観である。
だからこそ、自分と同じであるとは思ってはいけない。相手は相手、自分は自分と割り切って程よい距離感を保つ必要がある。

とにかく言いたいことは自分にとって悪い人は悪いってことである笑

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?