見出し画像

2021年雪組「シルクロード~盗賊と宝石~」私はここが好き

最近、宝塚を普段あまり観ないお友達が、
舞台『刀剣乱舞』禺伝 矛盾源氏物語 公演や
雪組御園座公演『BONNIE & CLYDE』を観てくださり、
出演者を褒めていただくことが多く嬉しく思っています!
(ナゾ立場になっているのはご了承を)
NHKでやっている南海キャンディーズ山里さんの宝塚番組で、
2021年雪組公演「シルクロード~盗賊と宝石~」が放送される
ということで
布教を兼ねまして、ここが好き!を私なりにまとめてみました。

この公演は、トップスター望海風斗さん・トップ娘役真彩希帆さん
退団公演のショーとなっていて、
他にも彩凪翔さんなど総勢8名がこの公演で退団しています。
コロナの影響で通常の公演よりも出演者が絞られていて、
映像ではそこまで少ない!っていうのを感じないけれども、
ロケットのシーンでは人が少ないのを感じるかもしれません。

〈第1章:プロローグ〉

最初に出てくるキャラバンの男役さんはみんなこれで退団の人たち。
エリザにも出てたゆめ真音さんもキャラバンにいますね。

そういえば、最近お友達に言われてハッとしたのは、
ショーだと場面によって衣装とか違うから同じ人だとわからないかもしれないということ。そういやそうだ。
私もまだ顔が覚えられていない下級生はそうなるもんな。
キャラバンの人たちはこの格好で後半にも出てくるので、わかりやすいかもしれません。

砂役の娘役さんたちもいいよねぇ。色合いは地味だけども、美しい。
髪型見比べるのも楽しそう(実際そんな余裕はない)

トップさんの第一声が「のたうち狂い」なのがすごい望海さんって感じ。
何万回も言ってるけど、望海さんの歌が上手い。

ハットよりも数段にターバンって見分け付きにくくありません?
髪型とか髪色とか、おでこの形で見分けてるんやでこっちは。

そして真彩さんも歌が上手い。うまい。もはやラスボスっぽい。
望海×真彩って歌が上手すぎて出てくるだけでラスボスっぽい。
そこが好きです。
銀橋の端と端からトップコンビが来るのエモい。

〈第2章:シルクロード幻視〉

次の公演からトップコンビになる彩風×朝月の中国風なシーン
朝月さんはもともと花組に居たので「花園」、
彩風さんの芸名に入っている「風」などのキーワードもありつつ、
「僕のもとへ来て欲しいともに生きてゆこう」だなんて、
これからトップコンビを組む2人にあててとてもロマンチック!

〈第3章:ペルシャ・運命のアラベスク〉

「俺はワルだぜ!」なコミカルなシーンからのシェヘラザード。
娘役さんたちのステキ腹筋を拝める。

〈第4章:インド神々の饗宴〉

いわゆる中詰めの始まり※冒頭に綾さんいるよ!
なんか初詣と同じ位ご利益ありそうなシーンと思っている。
中詰め中にロケットがあるのは結構珍しいかも。

望海さんvs彩風さんの対決シーン
どう考えても羽の大きさが違うよね・・・(望海さんが勝つ)って思っちゃう。

〈第5章:中国・蒼く燃え立つ、緋き夜〉

My Funny Valentineの曲、歌唱がちゃんと流れるかな?
もう一度生で見られるならば、ここのシーンの眞ノ宮さんをガン見したい。。

ダスカ(大世界)
大好物!!!!!!
ツヨツヨ娘役の歌に、色気もれもれの男役の踊り!!
今、気が付いたけど赤チームのベロアっぽいスーツはBADDYで着てたやつ?

からの3人のタンゴもめっちゃいい。
男役×娘役はもちろん、男役×男役も!
タンゴもっとやれ~~って思っちゃう。

〈第6章盗賊と宝石〉

「僕らの歩みが続く誰かの道になろう」というフレーズがとても素敵で
退団公演のトップコンビと次期トップコンビのバトンタッチにも思えるのが好き。

〈第7章フィナーレ〉

退団公演となる彩凪さんに最後、「じゃあね」って言わせるのが泣ける~。

燕尾の望海さんが出てきたところですでに号泣するやつ。
シンプルな燕尾に、バラって!

男役さんたちが下りてくるとき、ただ一人センターは彩風さんなんですね。
やだぁエモい。
で、望海さんから彩風さんにバラを渡すのもバトンタッチを
まさに表してていいですよね。

デュエットダンスはトップコンビが幸せそうならそれで良い!ってなりがち。
歌詞はないのに、「時には昔の話を」のメロディーが泣かせにかかってくるぜ・・・

有栖妃華さんのエトワールは本当に絶品ですよね。
あ、シャンシャンが青い宝石なのか!

は~!いいショーでした!!
好きなショーでも1場面くらいは好きじゃないシーン
が入っていることもあるんだけど、シルクロードは全然ないですね。
生田先生もまたショー作りませんかね?

この作品は、2021年上演なのでもう2年前なのですね。
もーっと前のことのようにも思えるし、
ついこの間のことのようにも思える。
見ていて、この場面で残っているの数人しかいない・・・とかあるので、
最近のことのように思っても、確実に時は流れていることを感じざるを得なかったですね。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?