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手拍子だけの日韓戦を見て

※注意(今回の記事では2021/3/25日産スタジアムで行われたサッカー日本代表vs韓国代表を観戦して感じたことを書きました。アウェイ席で感じたことを書きましたが、一切対戦国のことを非難する意図はございません。これから先は1人の観客としてコロナ渦での観戦スタイルについて思ったことを書いています)

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先週の木曜日にチャリで京都ー東京に行った途中で日韓戦があることを知りました。アウェイ席しかなかったですが、そこでも大丈夫みたいなので躊躇わずにチケット取って2日かけて360km静岡から爆走しました。行ったことがなかったので子供のように道中の静岡でワクワクしたのを思い出します。

なんとか選手入場までに到着しました。スタジアムに入った時の自分はトイザラスの入り口にいる子供のような目をしていたはず。自然と小走りになります。


TVで松木安太郎の実況を聞きながら見る中継よりも、生に限る。臨場感が違う。ただ90分の試合を見るだけでなくこの臨場感がある空間に身を置くことであっという間に前半が終わる。平べったい画面を見るよりスタジアムで見るに越したことはない。最高。

結果は3ー0。勝ったからhappyと言うよりか、代表戦しかも日韓戦を見れたことに対してhappyでした。

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本題へ。

今回の約8000人の入場者数。入場制限が緩和されたとはいえ日韓戦(前回38,263人)+日産スタジアム(72327席)というデータを今回の約8000人の入場者数は少ない。とはいえコロナ渦での開催なので開催できたこと自体すごい事。運営に携わっている人に感謝したい。


とはいえ1つ疑問に残ったことがあった。それは手拍子でしか応援できないことである。手拍子だけの応援に対して何か違和感を感じたので動画を元に振り返る。

↑先週(コロナ渦)


今回の観戦中にボルテージが上がってきたときに、韓国側の席から思わず応援の声が出てしまったので運営の人や警備員が止めに行ってた。(1つ目の動画は注意をくらった後なので声なし)

↑2018年(コロナ以前)

心の中で「声出したあかんてー(笑)」と思いながら見ていました。手拍子の「タタンタタッたん」の後に「te han min gug!」と言う声がポツポツと聞こえました。調べてみると韓国代表の定番の応援歌的なものでした(2番目の写真)


ルールに沿って考えると声を出していたアウェイサポーターはルール違反としてみなされます。なのでアウトになります。でも「代表戦。しかも日韓戦で黙って観戦してくださいゆわれても...」とも思います。

要は「感染リスク防止のため注意する運営サイド」と「日韓戦でエキサイトする客」との間に矛盾が生じていることが自分の違和感でした。どちらの言い分もわかります。

運営:この中で開催するには徹底した運営が必要!(てか警備員のタスク)
サポーター:サッカー観戦的エクスタシー溢れてまうやろ!


観客の自分の立場では応援があったに越した事はない。雰囲気があった方がいい。けど運営側には自分たちの見えないところ・知らないルールをクリアして開催している。運営の人がいての開催なので、ただ単純に「もう大声出して騒ごうや!」はなんか違う気もする。



(3/28ルヴァンカップ FC東京vsヴィッセル神戸を見て)

サッカーを生で観戦する事が好きなのでもう一度見に行こうと思い、味の素スタジアムへ行った。
(スタジアムに入る瞬間やっぱりええ)

縁もゆかりもないチームでしたが、J1のチームなので中には代表クラスの選手やスーパーな外国人選手もいました。
けれども、正直「TVで見てると変わらん。あんまりおもろない」と言う感情が前半途中で芽生えました。
他所から勝手に見にきて批判するんもどうかとも思うし、イニエスタおらんかったし、カップ戦やからとかあるかも知れませんが。

3000円ぐらいチケットしましたが、損した気持ちでした(客が偉そうに言いってますが)これならDAZN(配信視聴)でよかった、他のところチャリで行けばよかった。と思うのが本音です。試合に応援がないのであればそこまで行きたくないなと自分は感じました。
実際に試合終了までに帰りました。

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代表選とルヴァンカップを比べるのがナンセンスだとかいろんな要因はあるかも知れないが、声を出せない拍手だけの観戦はTVや配信に代替されると思う。楽しみ方を工夫すれば楽しめるかも知れないけども、応援する事を注意しないといけないサッカー観戦は違和感でしかない。警備員が悪いとかそんな話でなく、ただ単純に夢中になってサッカー(もしくはスポーツ)を楽しむためには拍手だけじゃ物足りん。

声の出せへん観戦はおもろくない。

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