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ヴァンくんは最後にはちゃんとユニフォームを着ているから信頼できる(ACL国立開催まとめ)

トップ画像撮影:ななはん @vfk_750 さん ありがとうございます。

2022年の天皇杯を制し、J2ながらACLに堂々参戦しているヴァンフォーレ甲府。
ACLのスタジアム規定の事情によりグループステージのホーム戦3試合すべてを東京の国立競技場で戦い、他サポーターも含め多くの人が駆け付けました。

そして、その国立競技場でも通常運転、いやむしろ違う舞台でさらなる輝きを放ち続けたのが、甲府のマスコットであるヴァンくん&フォーレちゃんです。

いつもとは違ったACL仕様のユニフォームを着用していたふたり。(胸スポンサーなし)

まるでずっと国立をホームで使用しているかのような振る舞いで、違う環境に置かれたサポーターを安心&鼓舞させる、まさにマスコットの本懐ともいえる動きです。


さて、このACLのヴァンくん…と言いますか、最近のヴァンくんスタイルの特徴に触れておかなければなりません。それは

服を脱いでる時間がどんどん長くなっているということです。

※第1戦ハイライト:担架で運ばれるパンイチヴァンくん

かつては「勝負ネタのタイミングで脱ぐ」のが持ち味だったヴァンくんですが、2~3年前から徐々にパンイチで登場する機会が増えてきて、今季の試合では初手パンイチ(最初から脱いで登場)のケースも目立ってきました。

※これはACL第1戦直後のアウェイ町田戦。アウェイのほうがより脱いでる印象

まさにそれが凝縮されたのがACLの試合。

ACL2戦目も初手パンイチでした。(パンツのデザインが凝っている)

なんだこれ

そして第3戦でも初手パンイチ続行。


ACLはユニフォームスポンサーの表示などに色々と細かい規定があるらしいので、そういう意味では図らずも、ずっと脱いでいるというヴァンくんのスタイルのほうが自由に振る舞えるように働く部分もあるのかもしれませんね。ACLの申し子みたいなマスコット。

パンイチでこんなかっこいい写真撮れることある???


と、すっかりヴァンくん=脱ぐのイメージが確立された昨今ですが、ここでちゃんと言っておかなければならない点があります。

ヴァンくんは、最終的にはちゃんとユニフォームを着ているのです。

※第1戦終了後

※第2戦試合終了直前

※第3戦試合終了直前

とにかく自由に振る舞っているかのように見えるヴァンくんですが、選手入場の際や試合終了時にはしっかりユニフォームを着続けているのです。
マスコットの事情からすれば、脱いでいるならずっと脱ぎ続けていたほうが楽なはずなのですが…。
引き締める時はちゃんと正装で挑む、それがヴァンくんの流儀であり、譲れない一線なのだろうなと。

第3戦試合後のヴァンくん。過去最長でパンイチだった試合もちゃんとユニ姿で締める
(撮影:ななはんさん)

引き締めるべき時にちゃんと引き締める、というヴァンくんのスタイルがよく見える例として、昨年のアウェイ東京V戦などが思い出されます。

試合前はパンイチで無茶苦茶していたヴァンくんですが

試合後はユニフォーム姿でとても丁寧に挨拶をして去る。

これこそがヴァンくんの魅力の源泉なのではないでしょうか。

おろそかにしてはいけない礼儀正しさ、誠実さ、真面目さが土台にあるからこそ、そのうえで見せるハチャメチャな振る舞いが輝く…。

ヴァンくんの信頼感を、今回のACL(&その他の試合)でまた再確認させられた気がします。


甲府のACLの戦いもいよいよ最高潮。そして来季開幕もすぐやってきます。
チームとともに、確固たるスタイルをもって戦い続けるヴァンくん&フォーレちゃんの活躍にこれからも目が離せません。

それにしても絶好調が過ぎない?

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