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晴れるまで踊ろう SKY-HI 読書感想文

SKY-HIが好きだ。2021年から。
そして頭の良い人が好きだ。それは昔から。言葉数の多い人が好きだし、仕事ができる人が好きだし、リーダーが好き。
才能がある人に惹かれるし、自信があり気な振る舞いをする人が好き。
あ。それってSKY-HI。

本が出るよ。とのお知らせが来た頃、
そろそろ本とか出すんちゃう?と思ってたので、ほんとに出てちょっとおもしろかった。字だけじゃなくて前後に写真が入っててファンとしては嬉しい限り。

読んで印象にのこったところを忘れないようにメモ。
本を3冊読んで起業した〜
「読んだ方がいいよ」って言われてガムシャラに読む人っていうのは、その時点で既に行動を起こしてる。

素直さ。が何かをなしとげる人のポイントだと思う。できる人。成功する人はすぐに実行する。
「アドバイスを聞きにくるくせにゆうことを聞かない人が多すぎる。」とホリエモンがゆってて、ほんとそれ。と思ってた。

未来目標ではなく未来決定していく〜
目標があったら、できるだけ具体的にイメージすること。しつこくやることも大切。目標に到達するまでやり続ける。細かく刻んで検証する。
因数分解したところから現実に目標に向かっていく。

これ働き始めてすぐに会社で教えてもらったやつ。私たちは「そのため法」とダサい名前で呼んでいたけど。「まず最終目標を決める 10年後は○○になりたい」
それに向かっての目安を細かく設定。1年後はこうなってる。3年後はこうなってる。5年後はこうなってる。と決めて、そのためにはどうしたらいいか。いつ何をするのか。をどんどん書いていく。っていう方法。
仕事においても、自分の人生においてもこの方法が大事ですよ。って習って、なんとなーく思い描いたり書いたりしてたけど、ちゃんとちゃんとやったらSKY-HIになれるのね。(なれない)

オーディションのその先に〜
オーディションものはハマるのはわかるけど、見るのがしんどくてあんまり見てなかった。けど「THEFIRST」を安心して見れたのは、理不尽な感じのかわいそうな子がいなかったからだと思っていて、それは意識してそうしてたんだなぁとつくづく思った。選ばれる立場。参加者の気持ちがわかるからこそ。だったのだと思う。
足を引っ張り合う姿ではなくて、みんなで一緒にがんばってる姿。
それは見てる方だってみんな好きに決まってる。まさにWin-Win

参加者のパフォーマンスを見て自分が感じたことだったり、そこから考えたことだったりをきちんと自分の言葉で、しかも相手にわかりやすく伝える。そのための練習、訓練をしまくった。
的確にかまずににいいこといいはるなぁ。って思ってたけど、イメトレして練習しまくってたのか!すごい。かまないのはいつもなのかもだけど。
あなたを思っています。という気持ち。相手のことを真摯に考えた結果の言葉。そしてそれをわかりやすく伝えることの大切さ。誰にとっても簡単ではない。SKY-HIでさえ練習しまくるのだから。

What's upよりも「今は休まない方がいいね」のひとこと〜
サイバーエージェントの藤田さんの言葉。

えらいこっちゃのときには「大丈夫?」ではなく「大丈夫ですよ」と声がけするほうがいいらしい。例えば、飲み物をばしゃーんとこぼしてコップが割れて服がびちょびちょ。みたいなときに「大丈夫?」って言われると焦っちゃう。けど「大丈夫ですよ」って言われると安心する。ってこと。それに似てる。
めっちゃ忙しい。大きな大事な仕事が控えててもうひっちゃかめっちゃか。けどこれは自分にとっても勝負。頑張りどき。そんな時は誰が何といおうとノンストップでやりたいのよ。やらせてね。ってなってる。
そんなときに「今は休まない方がいいね」と優しく背中を押せる一言を言える人でいたいと思う。

何かを受け取って、それを持ち帰ってもらいたい。ステージに立つときにはいつもそう思ってる。
思いの強さにびっくりするくらい、たくさん受け取って帰ってきた八面六臂のツアー。SKY-HIはとてもわかりやすく、まっすぐ届けてくれた。
何年も何年も行き続けているフミヤは、チェッカーズ時代から「Love&Peace」をやわらかく伝え続けてくれてる。どっちも好き。永遠にライブ後の心持ちでいることができたら、きっと私、素晴らしい人になれるのに。

自分ではなくコミュニティを疑った方がいい
もしも現実の環境で自分が浮いているように感じたとしても、そんなことは気にしなくていい。今は居場所がないように感じたとしても、そのままの自分が輝ける場所、水が合う場所っていうのが絶対にあるから。
ある程度年齢を重ねれば、別に世界はここだけじゃない。って思えるけど、そうじゃない時期もある。若い時は特に。そんな時期の苦しんでる人に届きますようにと切に願う。これからの時代は今までよりもっとカラフルで様々な居場所があるはず。
アーティスト発信ならきっと届きやすいと思う。

自分を許容する。ということは、つまり自分自身について知るということ。
自分で自分を褒めることは、そのまま自分の自信にもつながる。
自分自身の積極的な働きかけによって自己肯定感を強めていけば、どんどん客観的にも自分を愛せるようになっていく。
 
最近、私の中でもっぱら話題の自己肯定感。自己肯定感が今低くても大丈夫。高めることができる。自分で。自分を褒めて自分への信頼感を高めて、自信を持とう。
自己肯定感の高さは幸せのために必要なのだから。

あとがきのセルフインタビュー はとても好み。
こうやって自分の考えをまとめて言語化する。言語化することで自分でさらに気づきがあるんだな。というお手本のよう。願わくばずっとずっとアーティスト活動はしていてほしい。歳をとったその先にも自分史上最高が常にあると思うので。


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