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「ラブ・ネバー・ダイ」2回め 2019-02-06

2019-02-06
ラブネバーダイ、2回めの観劇です。

とにかく濱田さんが好きなので、クリスティーヌは2回とも濱田さん。
今回は、ファントム市村正親さん。ラウル小野田龍之介さん。マダム・ジリー鳳蘭さん、です。

今回の組み合わせは、感情あふれるキャストさんが揃っていました。
市村さんのなりふり構わず抑えきれない感情の爆発。
子供っぽく見えますが、年齢を重ねた市村さんがやるからこそ、閉鎖空間で育ったファントムの孤独さも見えて素晴らしかった。
小野田さんは体格がよろしいので、お酒とギャンブルで荒れている・・という姿がとても合いました。
こう比べてみると、市村さん小野田さんはとても人間臭く泥くさい生き方。
石丸さん田代さんの組み合わせは、品がよい二人が少し道を外れてしまった生き方・・に感じました。
どちらも素敵ですが、私はがむしゃらに生きよう、自分の想いを叶えよう、と貪欲に見えた市村さん小野田さんのファントムラウルのやりとりが好みでした。

マダム・ジリーの鳳蘭さんも、怖い肝っ玉母さんでした。
マダム・ジリーは、オペラ座の怪人でもどちらかというとクールで鉄仮面のような冷静さを持って割り切っている感じでした。
香寿たつきさんもマダム・ジリーもそちらに近かったです。
例えるなら・・・家政婦のミタとか、女王の教室とかみたいなw
鳳蘭さんは豪快な現場主任、という感じでキャリアウーマン的なマダム・ジリーでした。
でもメグへの愛情もちゃんと垣間見えて・・・
市村さんとは「屋根の上のヴァイオリン弾き」で微笑ましいかかあ天下のご夫婦を演じられてましたが、今回は敵対してましたねw

あと、グスタフ。
加藤くんはメリー・ポピンズのマイケル役でみています。
歯の抜け替わり時期なのでしょうか。
若干何を喋っているかわからないところが多かったです。
前回の大前くんは透明感のある声、ハキハキと喋るところが神童!って感じがして、まさに才能を受け継いた子って感じがあったのですが、加藤くんは親しみやすくあどけないところがグスタフの神秘的なところとはちょっと離れてるかな、と思いました。
マイケルのようなコミカルな方が合うかもですね。

本来、そんなに恋愛要素の強い作品はそこまで好まないのですが、オペラ座の怪人との伏線、メロディラインのリプライズなどなど、とても素敵な演出でした

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