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「マリー・アントワネット」 2018-10-24

2018-10-24
初演は観れなかった「マリー・アントワネット」です。
CDは入手済みなので予習したところ、新演出で新曲多数とのこと!
それはそれで楽しみでした♪

キャストの方がどの方も私的にガチで尊敬する方ばかりで、どの組み合わせでも素敵だとおもうのですが、こちらの組み合わせが自分的にはベストキャストです。

花總まりさんのマリーは、1789初演のときにとても素敵だったので期待どおりでした。
初演のときに「宝塚に在籍していなければオファーしていた」というだけはあります。

激しいマルグリットはソニンさんにぴったり。静かな怒りも感情の開放も眼力もすさまじい気迫でした。

古川さんのフェルゼンは、若干マリーよりも歳下で少し頼りなさげ。しかし振る舞いは気品溢れていました。
1789の広瀬さんがわりと骨太の頼り甲斐ある感じだったからでしょうか。

佐藤さんのルイは・・・おちついていてかっこいいんだけど、マリーと1歳の差というのが違和感あるくらいおじいちゃんぽかったですw
若いお嫁さんをもらっちゃってどう扱っていいかわからないような・・w
マリーと1歳差でふたりとも若くして王座についてしまった・・・というのを知らなければとても好感もてる国王様です♪

吉原さんのオルレアン公はまさにぴったりで、抑えた口調のなかの野望、黒幕っぷりが最高でした♪
レオナールとベルタンのテナルディエ夫妻のようなコメディシーン。
エベールの胡散臭さ。ランバル公爵婦人の清らかな忠誠心・・・。
シングルキャストの方もさすがでした♪

構成もフェルゼンのモノローグからはじまり、モノローグへつなげるシンプルな構成で、大事なアイテムも活かしたいい演出だとおもいます♪
ルイ処刑後のマリーはオーラが違って、前半のキャッキャウフフの陽気なマリーとは真逆でした。


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