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「レディベス」日本初演 2014-04-17

2014-04-17

日本初演「レディベス」を観劇してまいりました!
エリザベートのような世界観、あんな感じかな?と思ってましたが、造りはぜんぜん違うように感じられました。
近年観た作品の中では、かなりお気に入りの作品の部類です♪
はやくCDが欲しいです~。

舞台構成は、レ・ミゼラブルの旧演出にあった盆舞台復活!
占星術になぞらえて盤面のうえが舞台です。
また、曲もアイリッシュ(アイルランドが近いから?)ぽいのから、ロック調?ジーザス・クライスト・スーパースターをオマージュしたのかな?と感じる部分や、様々な国を感じるアレンジになっていました。

衣装も厳かなのですが、上半身できびきびと踊る曲などもあり、また各主要キャラには持ち歌があり、魅せてくれます。

お話は、「ガラスの仮面」の劇中劇「ふたりの王女」にかなり似ている部分が多いです。このお話、大好きだったのでニヤニヤしてしまいました♪

ベスはまっすぐで素直。
ロビンはややウィキッドのフィエロのような立ち位置。
メアリーは頑固で憎しみをもつ女性(年増!?)ですがかわいい部分もあり、悲しみと信念を背負っています。
フェリペはただのバカ王子かとおもいきや(失礼!)なかなか鋭い。ぐっと流れを持っていくさまが素晴らしかったです。
ロジャーは…要所要所で肝心なことを言ってくれますが、そんなに進行には絡んできませんでしたw

そしてシングルキャストのシモン・ルナールの吉野圭吾さん。
時折お名前は見かけていたのですが、非常にかっこいい悪役ソングがありました!
石川禅さんの司教もよかったです。石川さんも作品によって違う印象を与えてくれます。

レディベスがずっと身につけている「イモーテル」という花があるのですが、ロクシタンのイモーテルのサンプルが置いてありました。
作中ではピンクの花だったのですが、本来は黄色の花っぽいです。
ちゃんと裏面はレディベスのお二人の写真でしたw

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