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「レディベス」日本初演2回め 2014-05-12

2014-05-12
2回目のレディベスに行ってきました。
今回は、フェリペ役の古川雄大さんだけ前回と同じで、後は全く別キャストです。

話の内容も知った上での2回め。
やはりどうしてもキャストさんのイメージが先に気になってしまいます。

別キャストでみると、イメージが全く違っていました。(個人の感想です)

以前の高貴さを失わないベスと、今回の儚く一生懸命なベス。
優雅でちょっと斜に構えてたロビンと、無邪気で少年のようなロビン。
神の使いのように何かを見据えてたようなアスカムと、人間味あってベスを心配するアスカム。
そしてなにより違ったのが、野心溢れて朽ちていくメアリーと、周りに仕立てあげられて仕方なかったメアリー。
(再度…個人の感想です)

未来さんのメアリーはまさに憎しみと野心で生きている女王という感じでしたが、吉沢さんは生い立ちの憎しみをわずかな糧に周りの圧力に流されてしまった悲しさを感じました。
そう思うと、周りのガーディナー司教やシモンルナールの振る舞いも違って見えました。未来さんの時はなだめるように…吉沢さんの時は誘導するように…(思い込みかもしれないけどw)

メアリーの立場で作品の背景が変わってしまうような気がしまして、それが2極のイメージというのは面白いなあ、と思いました。

そして、まったく前情報を得ないで行ったのですが、嬉しい誤算が2つ。

フェリペ王子のクリアファイルをもらいました(^^)
フェリペ王子のあの、おばかでチャラいかと思わせといて実はいろいろ企んでいそうで…でも後腐れなく去っていくインパクトはお気に入りでしたので嬉しいです。
古川さんの眼力もすごかったです。
平方さんはマイ・フェア・レディでのフレディが脳天気で好印象でしたのでこちらも観たかったなあ…。

もう一つのサプライズはトークショーでした。
以前観た時は情報なかったのですが、当日行ってびっくり。
そういえば前もレミゼの時に突発トークショーがあって嬉しかったものです♪

吉野圭吾さんと石川禅さんのお人柄の良さにほこほこしつつも、1番のトピックは首切り役人役の笠原竜司さんが、逃走中のハンターだったということです!
…逃走中のハンターの中では、走り方が異様に美しい方がいらっしゃったのですが、その方でしょうか…
今度もう一度じっくり見てみたいですw

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