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シリコンバレー研修:DAY5

5日目は始まり、NVIDIAの本社を最初に訪問させていただきました。 前日に観光をたくさんしたのもあり、モチベーション高くウキウキしながら訪問させていただきました✨

NVIDIA本社Voyager & Endeavour 



NVIDIAとは

NVIDIAは1993年に設立されたら半導体メーカーで、主にゲーミングPCなどで使われるGPUのRTX 40、シリーズや生成AI専用のGPU Blackwellやロボットに搭載されるAI用のチップJetsonを開発/販売していることで有名です。 

そして今回、そのJetson チップに関わっている矢戸知得さんにお話しを伺いました。矢戸さんは、JetsonのNanoというチップ(約¥27,000で販売)のテクニカルマーケティングを行なっています。

このテクニカルマーケティング、という仕事で矢戸さんは自分のテクノロジーについての知識を活かして商品のデモ/プレゼンを行なっているそうです。例えばJetson Nanoでは、デモとしてロボットを作成したそうです。そしてこのようなデモは研修の直前(3/18)に開催されたGTCというNVIDIAが主催しているAIについてのイベントでも行われたそうです。 

本社ツアー


NDIVIA本社

NVIDIA の本社には主に2つの建物 VoyagerとEndeavorがあり、両方案内いただきました。両方ともNVIDIAの哲理”no barriers and no boundaries ”に沿った開放的な空間を感じさせてくれました。Voyagerでは建物内でも外にいるように感じさせる為に植物が様々なところに置かれていて、開放的、という印象を受けました。そのほかにも複数の飲み物などが貰えるカフェみたいなスペースや、二つの建物の間にある4エーカーにも及ぶスペースがあり、将来こんなところで働きたいなと思いました。 


まとめ

矢戸さんからは、NVIDIAについて様々なことを聞くことができました。運が良く、研修の直前にGTCが開催されていたので、その中でも興味を持ったProject Grootについて、Sony でソフトウェアエンジニアとして働いていた時のことについて聞けました。話を聞く中で、テクノロジーと関わりながら働いてみたいな、と感じました。その後、Voyagerで昼食をとっている時に、友達と高校生の時の留学生活、カルフォルニア大学サンタバーバラ校でコンピュータエンジニアリングを学んでいたときや現在のアメリカでの生活について聞くことができて、その時の困難が印象に残りました。 


自分が将来挑戦したい職業である「ソフトウェアエンジニア」のお仕事をされていて、非常に興味のあるNVIDIAで働いている矢戸さんに会えて話せたことは、この研修で最も印象に残っている訪問の一つとなりました。 

編集者: 4年 岩下拓幹



Linked In

登録者数10億人突破Linked In!

私たちは、LinkedInのサンフランシスコ本社に訪問させていただきました。先日、東京オフィスに訪問させていただき、今回は本社に訪問することが出来て、とても嬉しかったです。 そして、今回私たちはグローバルクライアントディレクターの、長尾カイルさんのお話を聞かせて頂きました。 

10年前のLinkedIn

長尾カイルさんは、約10年間LinkedInで働いていらっしゃって、最初は東京オフィスで、デスクが6個しかない時に入社されたそうです。 まだ小規模だった頃は自分たちで価値を創っていかなければならなかったそうで、自由を感じると同時に恐怖を感じることがあったそうです。しかし、それをカイルさんはいい経験だと感じていて、人生で一度はスタートアップで働いた方がいいとおっしゃっていました。

 カイルさんは、10年以上続いている会社では、ビジョンを表し、それを有言実行する人間がいるから成功しているとおっしゃっていました。スタートアップに関しても、成功させるにはビジョンを明らかにし、人間を正しく動かすことが必要だと、LinkedInが小規模だった頃から知っているからこその視点で、教えてくださいました!

Have funーDream BigーGet shit done

楽しむー大きな夢をもつー素早く済ませる、についてお話をいただきました。 

この3要素、全てが重なっていることが最高のキャリアであるとおっしゃっていました。 また、カイルさんは一時期、Googleで働いていらっしゃった時期があったそうなのですが、LinkedInに比べて「Have Fun」の要素が少ない、と感じられたそうです。一方、LinkedInはカイルさんにとって3要素全てが揃っていると感じているようで、私も3要素が重なる職を探し、最高のキャリアを築きたいと感じました!

編集者:3年 大谷優菜



Netflix

NetflixオリジナルFeedback文化

Netflixに訪問させていただき、Netflixのデーターエンジニアとして活躍するサイトウ タカヒコさんに社内を紹介していただいた後、お話を聞かせていただきました。

 

経歴

タカヒコさんは、高校2年生の時にお父さんの転勤でアメリカに。その後、UCアーバイン、サンノゼ州立大学、2つの大学で学士号を取得しました。UCアーバインでは経済と政治を学んだそうですが、サンノゼ州立大学ではエンジニアについて学んだそうです。そして、AdobeやIntuitなど複数の企業でエンジニアとして活躍し、2021年にNetflixに転職しました。

 

Netflixツアー

今回、ビルディングD,E,F,Gをツアーしていただきました。建物内には多くのネットフリックスオリジナルドラマやアニメの壁紙や、社員の趣味で置かれているスパイダーマンのフィギュアなど、人々をワクワクさせるような楽しいもので溢れていました。

しかし、2019年の新型コロナウイルスの影響を受け、リモートワークで仕事をする社員が増加し、現在も引き続きリモートで仕事をする社員が多いとおっしゃっていました。そのこともあり、建物内にはほとんど社員の姿は見られませんでした。

 

Netflixのイメージの変化

Netflixは、一流な社員のみを集め、その他の人は簡単に首を切ることで有名で、タカヒコさん自身もNetflixから声がかかった当初、Netflixの印象はあまり良くなかったとおっしゃっていました。しかし、会社の方とのリモート面接中に、お子さんが部屋に入ってくるアクシデントがあっても、怒られるのではなく、「大丈夫?」と声を掛けてくださったりと、面接での親切な対応を受け、印象が変わったそうです。

 

Feedback文化

今回の座談会では、良いFeedbackについてタカヒコさんがお話ししてくださりました。元々、Netflixには” A culture of honest and productive feedback"という会社全体での文化が存在しています。それは、一流の社員のみを集めているNetflixだからこそ大切にしていることで、優秀な社員たちのレベルを常にキープし続けるには、その都度客観的な他の人からの意見/視点を聞くことが大事になってくるからとおっしゃっていました。

 

Great Feedbackとは

良いフィードバック(Great Feedback)には二つの観点が大事になってきます。

①常にフィードバックがある状況を作る

②具体的なアドバイスをもらう

この二つについて、タカヒコさんに詳しく説明していただきました!


①相手から自分へのフィードバック

年に何回か複数人に正直な自分に対しての客観的なフィードバックをもらうことで、自分の良さや、改善していかないといけない点が明確になります。ただ、相手が自分のことについて悪く言っているフィードバックがあったとしても、それは相手が自分を思いやり、改善してもらいたいと思って書いているものであると感じながら接することが大切になってきます。「相手が自分の何を知っている!」と言い返したくなる気持ちを抑え、相手が何を言いたいのかを、そのフィードバックから汲み取ることが大事になってくるとおっしっていました。

 

②自分から相手へのフィードバック

フィードバックが抽象的だと、自分が相手に抱くイメージを思い通りに伝えることが難しいため、具体的に言おうと心がけることで、何が問題なのかが明確になり、次のアクションを考えやすくなり、相手の変化に大きく貢献することができます。また、Netflixの社員には多様な国の人が多いそうです。例えばタカヒコさんのチームには23人いて、その一人一人が全員違ったカルチャーを持っています。だからこそ、カルチャーの違いから常識は通用しないため、日本人特有の、何か抽象的なものから察するという能力はあまり使えず、具体的に伝えることがとても大切になってきます。

 

Receiving Feedback

フィードバックをもらった後(Receiving Feedback)の対応も大切になってきます。その中で最も重要なのが、フィードバックをしてくれた相手に対して「感謝の気持ちを伝える」ことで、フィードバックは相手が勇気を持って伝えてくれているため、たとえネガティブなことを言われたとしても「もう少しそのことについて考えてみよう」と思うことが大切です。

 

Feedback力を向上させるゲーム

Feedbackは、いきなりすぐできるようになるものではないため、日々色々な場面で練習を続ける必要があります。その中でも、タカヒコさんが教えてくださったゲームがあります。

<ルール>

①一人目の人がパターでゴルフボールを紙コップの中に入れる。

②二人目が①を見て、フィードバックをする(ポジィティブ・ネガティブ)。

③二人目のフィードバックを聞いて、一人目の人がどんな風に感じたかを言う。

④第三者がフィードバックを見て、意見を言う。

 

②のフィードバックの際に、抽象的<具体的なフィードバックをするよう心がけます。また、それは③でも同じく、フィードバックをくれた方への感謝を伝えるだけではなく、どんなところに対しそう思うのか詳しく述べる必要があります。

実際に私も一人目としてこのゲームに参加しましたが、実際にフィードバックをされたことに対して意見を求められた時に、何も言えなかったので、練習を続けてより良いフィードバックができるようにしていきたいと思いました。 

まとめ

Netflixなどの大手企業は、タカヒコさんのような優秀な社員が持つ能力を最大限に発揮できるようにフィードバックを大切にしていることがわかりました。学校生活においても、フィードバックを行う時間が多く設けられる中、それらを有効活用して良質なフィードバックに少しでも近づけるよう練習を続けたいと思いました。

編集者:3年 本田莉子



ホテル座談会にて

岩田楽さん ホテルでの座談会にて

Union college の2年生の岩田楽さんにホテルに来ていただき、セッションを行いました。

 

中高生時代

 中学生の頃、学生団体を立ち上げ、何回か企業を招待してイベントを企画したそうです。また、小中学生の頃から旅行するのが好きで、クラウドファンディング行い東北を旅行したそうです。そんな中、高校在学中の時にコロナが流行ってしまい、学校は休校になってしまいました。楽さんは、文化祭の実行委員で文化祭のために奮起していました。コロナ禍で行うために、バーチャル空間で文化祭を開催しようと考え、代表としてリーダシップを発揮し無事開催できたようです!

 

留学しようとした経緯

 楽さんは、1つの学問に絞るのではなくさまざま学問を学びたかったこと、母国語ではない言語で学ぶことが楽しいこと、楽さん本人の興味関心があったことから、リベラルアーツの学校に進学することを決め、奨学金制度を用いてユニオン大学に進学しました。


ユニオン大学とは?

 ニューヨーク州に1795年に設立された私立リベラルアーツ大学です。大学の生徒数がおおよそ2000人しかいないため、少人数制の授業を採用しています。また、授業内容が生物学の授業で川に3時間掛けて行くなど授業がオリジナリティーのあるものが沢山あるそうです。そのような少人数制だからこそできるそのような授業の特色がすごく魅力的だと感じました。

 

ユニオン大学の環境

 生徒数はドルトンの3、4倍ですが、アメリカの大学の中では約2000人という数は少ない方です。他のアメリカの大学と比べると、1/10倍ほどで、だからこそ教授との距離が非常に近いでそうです。

 そして、バーを生徒自身で運営、図書館が24時間使用可能など、生徒へのサポートや設備も充実しているようです。

 

奨学金について

 楽さんは、グルーバンクロフトという外部の奨学金制度を利用したそうです。グルーバンクロフトは、何年もの歴史があるからこそ歴代の人とお話ができたりするようで、家族のような団体だとおっしゃっていました。

 

リーダーシップの大事なポイント

楽さんが思うリーダーシップの大事なポイントを3つ紹介してもらいました。

①仲間を置いていかないリーダー

→勝手に一人で突き進んで、他の仲間がついていけてないのでは、いけない

②皆んなの意見を聞く傾聴力

→一人で決めて、行動して悪い結果になるより、皆で話し合って決めるのが大切

③少しづつ”リーダー”というものを体験していく

→いきなり始めるより、少しづつ体験していくことで、リーダーというものを知れる


編集者:4年 大野 悠太

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