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「一流」になるセンス

※本内容は、個人的な意見や推察が含まれております。あらかじめご了承ください。

本日、6月12日は東京ヤクルトスワローズ 塩見 泰隆選手 の誕生日だ。

正直、私は彼のプレースタイルはあまり好きではなかった。

ズバ抜けた身体能力をもった素質のある選手であるのは感じてはいたが
入団してから雑なプレーが多いような気がしていた。(素人目線で失礼ではあるが。)

1年目から二軍で無双の活躍をみせており、ファンからは早く一軍での飛躍を望まれてきたが、初球のボール球に手を出し凡打することが多く、初安打まで25打席も要してしまった。

もう少し配球を考えて、出塁することに集中して打席に入れば一軍で結果を残せるだろうと、もったいない気持ちで彼を見ていた。

今年、いつしかの日本ハムファイターズの試合で“6さま”こと宮本慎也氏が解説で清宮幸太郎選手の打席に、このようなことを言っていた。

「当てにいくことばかり考えているように見える。ストレートを強く振ること意識して経験を積めば、ストレートを待っていても変化球を強く振って打てるようになる」(正確な言い回しではないが)

塩見はいつも強く振っていた。

それがストレートでも、変化球でも、ボール球であっても。

2020年に大ブレイクしたのは偶然ではない。

強く振ることを続け、「一流」になるセンスを爆発させたのだろうと思う。

もうここにいる男は「ニグンノテイオウ」ではない。

変貌を遂げたその姿は帝王「トウカイテイオー」そのものだ。

2018年 山田哲人選手以来のトリプルスリーを達成する“大本命”は
「一流」になった塩見 泰隆。この男である。

本日の交流戦最終日のソフトバンク戦。交流戦優勝と自身の誕生日を祝う活躍を期待している。

誕生日おめでとうございます。

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