オンライン秘書会社を卒業しました
こんにちは、だまです。
先日、とあるオンライン秘書会社との契約を解除しました。
そもそも契約に至ったきっかけや、お仕事の内容、契約解除の理由などを記録しておきます。
オンライン秘書として働いている方、これから働いてみたい方にとって、参考になれば嬉しいです。
※あくまで、私が所属していたオンライン秘書会社の場合ですのでご了承ください。
オンライン秘書会社との出会い
このオンライン秘書会社との出会いは、3年前にさかのぼります。
※下記の話と一部重複しますが、大目に見てください。
当時、私は妊娠後期&夫の転勤で、パート先を退職し、無職の妊婦でした。
仕事から解放され、ゆる〜くマタニティライフを楽しもう!と、最初は思っていたのですが、徐々に将来への焦りを感じ始めます。
今までなんとか繋いできたキャリアを無駄にしたくない。
そんな思いもおそらくあったのかな、と今思っています。
無職の妊婦で、自由に使える時間はたっぷりあったので、ネットで求人を探し始めました。そんなときに見つけたのが、そのオンライン秘書会社が出していた求人。
業務委託で、完全在宅。
仕事内容は、英語を使ったリサーチ業務。
これだ!と思った私は求人に応募し、無事採用をいただくこととなりました。
しかし、内定が出た時すでに臨月(笑)
もちろん先方には事情は全て伝えていたので、「産後落ち着いて、お仕事開始できそうなタイミングで声をかけてくださいね」と言っていただきました。
無事出産を経て、半年が経ったタイミングで、在宅でのお仕事を少しずつ開始することになりました。
実際の仕事と働き方
まずは、オンライン秘書会社と業務委託契約を結びます。
そのオンライン秘書会社が他社から請け負っている仕事を、私のようなオンライン秘書が担当するという仕組み。
つまり、オンライン秘書会社が一次請負で、私たちが二次請負というイメージです(安衛か←)。
お仕事を依頼される流れとしては、グループチャット(自分以外にも多数のオンライン秘書が在籍している)に流れてくる依頼タスクの中で、自分ができそうなものに挙手をします。早い者勝ちでタスクを選ぶイメージです。
お仕事の量はというと、私は週末に1日1〜2時間ほど。
平日の夜、子どもを寝かしつけた後でやろうとしたこともあったのですが、子ども(0歳児)の睡眠時間なんてまあイレギュラー!!!
寝たと思ったら5分後に泣いて振り出しに戻ったり。
寝かしつけを終えて仕事に戻り、あとちょっとで完成しそう…!というときに限って、寝室から泣き声が聞こえたり。
1〜2時間の仕事とはいえ、予想外のタイミングで作業が分断されることは、とてもストレスフルでした。なんで起きちゃうの…と子どもにイライラをぶつけてしまったり。ほんと良くないですね(反省)
その結果、週末の午前中、夫に子どもを見てもらっている間に家で落ち着いて仕事をするというスタイルに落ち着きました。
私が請け負っていた仕事は、締切さえ守ればいつ作業をしてもOKだったので、週末で調整していました。
オンライン秘書会社のメリット
業務量の調整が可能
前述のとおり、できそうな仕事を自分で選ぶスタイルだったので、かなりフレキシブルでした。
余裕があるときはたくさん手を挙げれば良いし、逆にリソース不足の時は黙っていても大丈夫(笑)
「最低○時間は稼働すること」のような縛りもなかったので、本当に自分ができる分だけでOK。
自宅保育で余裕がなかった私にとっては、すごく魅力的でした(もちろん、働かなければ収入もないですが…ノーワーク・ノーペイ)。
お仕事を紹介してもらえる
自ら手を挙げて、仕事を担当する回数が増えてくると、オンライン秘書会社のスタッフから覚えられるようになります。
そうすると、「グループチャットには流していないけど、こんな案件があるよ〜どうですか?」と別のお仕事を紹介してくれることがあります。
私はこの紹介のおかげで、タスク挙手制のお仕事に加えて、固定担当制のお仕事もいただくことができました。
働いている証明が得られる
結果として、オンライン秘書との業務委託契約書が、保活の際に私を助けてくれました…!
オンライン秘書会社を辞めた理由
このオンライン秘書会社との出会いをきっかけに、私は業務委託×フルリモートという働き方にシフトしていきます。
2024年1月現在、オンライン秘書会社2社+法人2社とお仕事をさせていただいているのですが、つい先日、古株のオンライン秘書会社を辞めました。
時給が低い
ありがたいことにクライアントが増える中で、古株のオンライン秘書会社の時給が相対的に低くなってしまいました。
オンライン秘書会社内の仕組みとして、時給アップの制度もあるようなのですが…、今後上がりそうな気配もなく、見切りをつけました。
稼働(報酬)が安定しない
「業務量の調整が可能」というメリットの裏返しなのですが、早いもの勝ちでタスクを獲得するので、グループチャットを確認するタイミングが遅ければ、仕事が残っていないこともあります。
タッチの差で、案件を獲り逃したことも…(笑)
また、タスクの募集自体がない日もあるので、リソースがあっても基本的には待ちの姿勢になってしまいます。
仕事が急になくなることもある
前述のとおり、オンライン秘書会社は発注者(大もとのクライアント)の一次請負であるため、その発注者からの依頼がなくなれば、二次請負であるオンライン秘書への仕事もなくなってしまいます。
実際に私も、オンライン秘書会社ではなく、その上の発注者側の事情で、紹介してもらったお仕事がなくなってしまった経験があります。
まとめ
良かった点も不満だった点も正直に書いてしまいましたが…、私はこのオンライン秘書会社さんにはとても感謝しています。
在宅ワークとは何か、オンライン事務とは何か、様々な「初めて」を経験させていただきました。Googleスプレッドシートを初めて触ったのも、この会社のおかげです。
オンライン秘書会社の卒業を、今後のステップアップにつなげていきます!
読んでくださりありがとうございました。
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