7466 SPK

連続増配企業24年連続のSPKの株価を分析していきます。

1 企業の特徴

1.1 商品

https://www.spk.co.jp/products/national/
主に自動車の部品を販売しております。
取り扱いブランドを検索しましたが、自分が知っている自動車関連のブランドは正直なかったです。

1.2 自動車産業の市場規模

富士キメラ総研の調査(https://eetimes.itmedia.co.jp/ee/articles/2101/08/news079.html)によると、
市場規模は2020年は27兆6820億円、2030年は40兆9828億円と予測しています。また、2019年の市場規模まで回復するのは、2024年頃になると予測しています。新型コロナウイルスの影響で一時的な影響はあったものの、成長産業の部類に入りそうです。

2 タイミング

2017年9月15日から2022年9月15日のデータを使用しています。
標準偏差+1(下の緑線)の配当利回りは3.23%、株価1361
標準偏差+2(下の赤線)の配当利回りは3.52%、株価1249
9月15日の配当利回りは3.16%、株価1392で、緑線と緑線の間にあるため、過去5年の利回りの中では、現在売り買いするのタイミングではなさそうです。

3 期待収益率

2021年のBPS 2013円に過去10年のROEの平均8.23と過去10年の配当性向の平均26.34%で計算すると下の表になります。

10年後の予想

初期投資の10年後の配当回収率は655.8÷現在株価1392.0=47.11%です。
配当の回収率を見てみれば、10年後には初期投資した投資額の半分ぐらいは回収できそうです。
10年後の将来配当利回りは78.643÷現在株価1392.0=5.65%です。
現在の配当利回りは3.16%のため、そこまで将来の利回りは魅力的ではなさそうです。

期待収益率

現在のPERは8.57倍で、上の表を見ると標準偏差0~標準偏差+1の間に収まりそうです。その10年後のリターンを見ると、1.80~1.97倍になりそうです。期待収益は、6%~7%です。
市場規模の成長的には、2030年の40兆9828億円÷2020年の27兆6820億円=1.48倍になります。
市場規模の成長から、10年後のリターンを考えると、(配当金655.8円+株価1392×1.48倍)÷株価1392=1.95倍になりそうです。期待収益率は6.91%です。
期待収益的には、結構妥当な結果だと思われます。

株価予測


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