僕と彼女のとある日々

あぁ嘆かわしい。
ガチャを回す石をまた、回収祭りせねばならんとな。と俺はひとりごちながら家のソファでごろごろしていると
「またスマホゲームしてんのー?」
と横から覗きこまれる。
「うん〜推しキャライベントがね」
スマホを奪われて、
「スマホばっかり禁止〜、ゲームとかツイッターばっか見てるしー」と彼女に睨みつけられる。彼女は美人で自慢の彼女なのだが気性が少し荒いところがある。
「あー俺のスマホ……」
彼女がベランダに向かい、ベランダの外にスマホを投げようとしている。
「本当に投げるわよ?」
なんで俺は彼女をここまで怒らせてるのか…
「ごっごめんって汗」
「じゃあ今日のよるご飯よろしくね?」と
ウインクされる。
「は…はい。」とおずおずと頷く。
「キョウハナニガイイデスカ?」と片言になってしまう。
すると彼女は笑って、
「なんでカタコトなのよ、うーん。ハンバーグが良いな」
「ハンバーグだね、買い物行ってくる」と言うと彼女も
「一緒に行く!」と俺の腕にしがみついてきた。
たまに家事手伝ってよねとほっぺたを抓られる。
「ひゃ、ひゃい…」と俺。
二人は仲良く手を繋いでスーパーに向かって行った。

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