ドラえもんの道具(140字小説*7)

ドラえもんの道具を手に入れた。噂には聞いたことがある。コロンブスのどこでもドアとか、アインシュタインの暗記パンとか。。。で、今度は僕みたいだ。今朝、目が覚めて水を飲もうと冷蔵庫を開けると、翻訳こんにゃくが入っていた。あまりうれしくないのは、僕がこんにゃくアレルギーだからだろうか。

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【小説】ヒョーイザムライ 二十一、最終決戦、そして父は

最終回1話前です。戦闘シーンと、父と子の和解を描きます。大きなメッセージを込めましたので、この話だけでも読んでいただければ幸いです!

↓1話前の20話はこちらです↓
佐田の沈下橋で父との決戦に挑む勇、雌雄を決することができるのか?

ぼくは刀を握り直し、再度、攻撃の構えをとった。

「ちょっと待て、勇。とどめを刺す前に、お前に聞いておきたいことがある。お前は自分が長宗我部家と一条家の血を受け継い

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ショートケーキのいちご

「ちょっと!いちご取らないでよ!」

「もう食べちゃったよ」

「せっかく最後にとっといたのに…」

「先に食べない方が悪いんでしょー」

「勝手にとったんじゃん!」

「ごめんて、今度いちご買ってくるから」

「このショートケーキのいちごはもう二度と返ってこないんですけど!」

「ごめんてー」

「絶対許さない!」

ひとつ

ひとつの物がなくなっただけで

人は簡単に変わってしまう

ひとりの人が去ってしまっただけで

人は簡単に赤になれる

ひとつの食べ物を奪われただけで

人は簡単に怒れる

【短編】 キャットチャンネル 【連載③】

えー、わたくし猫の『ひじき』と申します。

 本日はご家族の中で最年長の、『イノおばあさま』がご在宅でいらっしゃいます。

 齢八十にして、毎日のスケジュールは芸能人並に埋まっているといるとの事。

 こうして、お家でのんびりとされている姿は非常に珍しいです。今はソファーの上でひ孫のクウさんをあやしております。

「クウちゃ~ん、イノさんが遊んであげようか?」

 イノおばあさまはご自分の事を『イ

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ありがとうございます!読んでもらえて嬉しいです!(。ノuωu)ノ
5

短編小説『コメディ・ブロッサム-女が男を捨てるとき 編-』

向井佑樹は嗚咽した。

 丸三年間、純情をささげつづけた江梨子にフラれ、すがりついたあげく、ガンメンを三度、殴打されたのである。

 前半はまだ理解できる。

 男と女のいるところに恋はあり、恋あるところにその破綻、また当事者らの悲しみはつきものである。が、女が男に激烈な身体的苦痛をあたえる恋の終わりなど、28歳の若き向井佑樹の〈恋の教科書〉には書いていないはずだった。

「なんじゃこりゃああぁ」

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淡い本音

学校から駅までは15分そこから二人は違う電車に乗る

俺は上り電車で、高瀬は下り電車

なぜか今日は二人きりで学校をでた

いつもは4~5人のグループで帰ってたけど今日は何故か二人

風邪をひいたやつ、委員会で居残りのやつ、バイトだからって早く帰ったやつ

そんなこんなで二人きり

グループだと話せるのに緊張しないのに、二人きりだと話せない。

学校を出て3分くらいか。もっと長く感じたけど無言のま

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天気予報はどうして当たらないのか?

科学技術が発達した現代でも人間は多くのことを知らない。なぜガラスは透明なのか。どうして太陽は照り輝いているのか。人類はどうやって生まれたのか。ほとんどの人は日常に起こる疑問の答えを知らない。また、知っていたとしても証拠を積み上げて説明することまではできない。知識や雑学として情報だけ知っているのだ。

専門家でもわからないことは沢山ある。1つは技術的に観測しえないことについてだ。今、宇宙の果てにたど

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早く仕事ができる人間になりたい

僕は大学を卒業してからの約一年半の間、地元の新潟にあるデザイン事務所で仕事をしていた。

まだ立ち上げて間もない会社で、僕が初めての従業員だった。

もうこの一行だけで地雷臭漂う超絶ブラック企業なんじゃないかと思われると思いますが、みなさんのご想像通りです。

毎日ボスと二人っきりの狭い部屋でPCモニターと一日中にらめっこしていた。

始業時間はあるが、就業時間はない。もちろん残業代、福利厚生なし

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