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花火大会と蚊と時間

おはようございます。

ポケモンスリープの睡眠計測を取るか
睡眠中にiOSのアップデートを取るか

限られた時間の中で自分の気持ちに本当はどうしたいのか問いかけながら、カビゴンとiPhoneとこの三日間真剣に向き合いました。

そ結果ファイナルローズをiPhoneに渡し、
昨夜iOSのアップデートを終えた者です。

しかし今夜からまたポケモンスリープに戻ります。

待ってろよカビゴン。


さて本題。

昨日は投稿お休みして花火大会に行ってたわけだが、今日は花火大会の話をするわけではない。

時間と共に気付かないうちに変わったもの

に気づいたって話。

我が家がいま参戦する花火大会は近所の花火大会のみ。理由はいたってシンプル。実家近くから見えるから、さらに深掘ると暑いのがツラいからだ。

昨日も花火大会を終え実家でひと涼みし、車で帰路につく。その道中にいた中高生たちを見てふと思った。

中高生の頃は僕も自転車を漕いで、電車に乗って、少し離れた場所でやってる大きな花火大会にも行っていたもんだ。だけど大人になって車という文明の力を手にして以降、そういった労力を割けなくなっていることに気づいた。

なんなら人生で一番最高だった花火大会鑑賞は、ビーチ近くに建ったマンションの高層階に住む友人の家から見た花火だ。浴衣で集まり、涼しい部屋で飲み食いしながらそのまま花火を眺める。
あまりに贅沢な時間。貴族だ、気分はもう貴族のそれだった。浴衣もはだけベロンベロンに酔っても心は中世の貴族のように高貴なものだった。
もう引っ越してしまったから今はできないのが残念。花火大会鑑賞が出来るお家にお住まいの方、ぜひお友達になってください。

というように、一度手にした便利さを利用しなかったり手放すことはとても難しいと感じる。なぜなら便利が当たり前になっているからだ。

しかしこれは無自覚なことが多い。
なぜなら当たり前になっているから。

そんなことを思わせる出来事がもう一つ。

本日の帰路、僕は久々に蚊に刺された。
シンプルにめちゃくちゃ痒かった。

どこかで聞いた事がある。
蚊に刺されて痒くなるのは蚊に刺されたときに体内に入る蚊の唾液が痒みをひき起こすのだと。
だから僕は刺された右手首の腫れた部分めがけて唇を押しつけた。そして力一杯吸った。昔見た映画か何かであった蛇に噛まれた人の体から毒を出す行為のように。最後はちょっとカッコつけて「ペッ!」とかしてやった。しかし痒みは一向にひかない。どころかキスマーク見たく患部がうっ血している。正確にいうと蚊に刺されて腫れた部分の周りがうっ血しているから、腫れた部分がより一層目立つ。
どうか明日の出勤までにはひいておいてくれと心から願う。

いくつか住む場所を変えてきた人生だがどれもがそこそこ田舎。そんなそこそこの田舎にずっと住んでいるわりには幼少期より圧倒的に蚊が減ったように感じる。

これもどこかで聞いた事がある。
蚊は外気が30℃超えると活動出来なくなると。だからだろうか?奇しくも本日の帰路では雨が降っていていつもよりは幾分か涼しく感じた。
そして僕が降りる電車の駅で同じように降りる人はせいぜい5人程度。田舎だし車社会だからひとけはいつも少ない。とするならば蚊たちからしても駅を使う人間たちは千載一遇の食事タイムということなのか。
それならば今日の刺され具合にも納得がいく。というのも僕は駅から自宅までの約8分の間に3箇所も蚊に刺されたのだ。

日本はここ数十年でしっかり温暖化し
蚊の活動も制限されるレベルにあるのだろう。

夏は蚊が多くてさされる

という考えも当たり前のように持っていたが
実際はそうではなくなってきていると気付かされた。

当たり前の違和感に気づくのは大変。
だからこそ、

そこにある当たり前は当たり前だったろうか?

そこにある当たり前はいつから当たり前だったろうか?

と、いつも自分自身に問えるようにしていおきたい。

おわり。

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