子育て日記リターンズ⑤

息子が産まれて1ヶ月経ちました。
このころ、何が一番しんどかったかというと、夜不意に泣き出し、起こされることです。これには本当に悩みました。夜8時30分頃にやっと寝かしつけが終わったか、とホッとしていると、1時間おき、早いと10分置きに泣き出します。結果的に息子は今では夜長く寝てくれていますが、このころは起きてしまう間隔が短く、とても大変だったことを覚えています。

また、寝かしつけにもだいぶ苦労しました。まずはげっぷ。縦抱き抱っこをしてから、というかそもそも縦抱き抱っこをするのも首が据わっていないため、体を自分のほうに引きつけながらやるのですが、これまたなかなか大変。僕の場合はソファに座ったままとかでないとダメでした。さらに、なかなかげっぷが出せず、長いこと背中をさすったり、ポンポンしたりしているうちに泣き出したり、覚醒したりしてしまいました。

「抱っこして寝かしつけばかりしていると、寝なくなるよ」という迷信?を聞いたため、そのままベッドに寝かせるのですが、そうするとギャンギャン泣き出す始末。どうやって抱っこせずに寝かしつけるんだ!と妻とケンカになったこともあります。当時はお互いにいっぱいいっぱいだったんだよね。ごめんね、強く当たってしまって。

そのころは、「こんな生活がいつまで続くんだろう」とまるで長いトンネルから抜け出せないのではないかと思うような絶望の淵に立っていた感覚でした。でも、子育ての本を読んだり、ネットで調べたりしていくうちに、「自分だけではない!」と思えるようになって、だいぶ心が楽になりました。

正直、1ヶ月から2ヶ月のころは、職場での仕事も大変な時期だったので、あんまり子育てに参加できていなかったし、毎日がむしゃらに生きていただけだったように思います。9ヶ月目を迎えた今、こうやって昔のことを振り返ると、あのころは何をしていたんだ、とむなしい気持ちと同時に、大丈夫頑張れ!と自分や妻に声をかけてあげたくなります。

そのころの頑張りがあるから、今息子は元気に1歳に向かって突き進むことができているんだ、と誇らしい気持ちも出てきます。

今、産まれて1ヶ月、2ヶ月目のお子さんをおもちの方がいらっしゃったら、「大丈夫、なんとかなるから」と声をかけてあげたいです。そして、私の過去の子育て日記を見てください。何にも特別なことはありません。ただただまっすぐ生きてきただけです。

~子育て日記リターンズ⑥に続く~

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