日記:水はどこで出会う?
レイモンド・カーヴァーの詩集「水の出会うところ」を読む。翻訳、黒田絵美子。最近は声を出して本を読んでいる。小説よりも、詩集の方が声に出していて楽しい。小学生の音読の宿題くらいていねいに読むように心がける。上手く、なめらかに読むんじゃなくて、目の前に赤ちゃんと老人がいて、その人達に読み聞かせているイメージで声を出す。まずはゆっくりと。句読点だけじゃなくて、文章をどこで切るか。声の抑揚。強弱。どうすれば目の前の赤ちゃんと老人に伝わるか。そんなこと考えながら読んでいる。手探りで何か