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日記:トマト、どっちを買うか。

なんだかヘンテコなことをしてないか?

カットトマトのパックの前でそう思う。スーパーの棚。煮込みハンバーグでも作ろうと材料を買いに来た。「少し疲れている。気分ものらないし。そうだ、きちんと料理でもして気分転換をしよう」そんな感じで家をでる。

カットトマトのパックの前。これを使えば手間もかからないし簡単だ。300円かあ。高いなあ。トマトは3つで160円くらいだった。湯煎して、皮をむいてカットするの面倒だな。

そんなこと考えていて、ふと気づく。なんのために料理作るんだっけ。気分転換したいのに、工程を省いて、一秒でも早く煮込みハンバーグを完成させようとしていないか?そもそも気分転換しようとしてるのに、その時間を短縮させる必要あるのか?料理道具を使う。材料を切る。煮る。焼く。そういうことをして気分を変えようとしてたんじゃなかったけ。気分転換の時間を短くしている。

トマトを3つ買う。レストランじゃないんだから、皮も食べよう。食感の為に栄養を捨てる必要はない。どうぜ自分で食べるんだし。トマトを2個、刻む。刻んでいる時間が気分転換だ。

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