すべての瞬間が、見どころ満載
我が家のこどもたちは、今年で小3と小1になりますが、いまだに私と一緒に3人で寝ています。
そしていまだに私の隣を取り合っています。かわいいやつめ。
それが、本日、なんとなしに「9時になったら二人で寝なよ〜」と言ったところ、二人でこそこそ相談し、
「おやすみ!用事済んだら寝室来てね」と言い、いつものグータッチをして寝室へ。
そして少し遅れて寝室に入ると、二人がベッドで大の字ですやすや眠っていました。
すごい!二人で寝よるー!という感動と、
ああ間に合わなかった…というちょっとした後悔が押し寄せています。
*
いつまで一緒に寝てくれるのかな、なんてことを想像します。
毎日、「本当にこれが人生最後の添い寝になるかも」と思いながら寝かしつけています。
ふたりとも、本当にすくすくと大きくなりました。段々手が離れて行くのを実感しています。
抱っこして!と泣かれることもなくなったし、ゆらゆら抱っこして寝かしつけることもなくなったし。
「ふええ〜〜ん!」と泣きながら後追いされることもなくなった。
「かーたん」「おかーしゃん」と呼ばれることもなくなったし、
よちよち歩きはもう見れないし、走ってこけることも少なくなった。
体つきも赤ちゃんから幼児へ、そして立派な少年になったし。
椅子に座らせることもごはんを食べさせることもなくなったし、
ボタンも自分でかけられるし、なんなら服だって自分で選んで着替えれるし。
地べたに寝転んで「イヤイヤ」したり、地団駄踏んだり、泣いて怒ることもなくなったし。
トイレも1人で行ってくれるし、焼肉だって自分で焼いてもりもり食べちゃう。
遊園地のキッズコースターにこどもたちだけで乗れたりもする。
私とくっついてないと寝れなかったこどもたちも、今ではグータッチだけで眠れる。
いつの間にか、人生最後のタイミングを1つずつ通り過ぎてる。
手を繋ぐときも、ひょっとしたらこれが最後かもなーと思いながら、その瞬間を脳内で録画しています。
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グータッチは、小さい頃からの私達のお約束みたいなもの。
映画『ベイマックス』を見て、みんなで真似て練習してみました。それが始まりです。
そして数年経った今でも、毎朝の「いってらっしゃい」「いってきます」の挨拶にしています。
それもいつまでしてくれることやら。
実を言うと長男の方は、現状すでにエアーグータッチになっています。時々ね。
してくれるだけマシかな、もう3年生だもんね。
あー、こどもたちも「いつまでやるんかなこれ」とか思ってるんだろうなー。さみしいなー。
までもまだしばらくお付き合いしてもらいますよ、グータッチ卒業のその日まで。
冗談抜きで、ぜーんぶ録画したいくらい、毎日が宝物です。
ここまで読んでいただいてありがとうございます。今日も良い日でありますよーに。