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すべての瞬間が、見どころ満載

我が家のこどもたちは、今年で小3と小1になりますが、いまだに私と一緒に3人で寝ています。
そしていまだに私の隣を取り合っています。かわいいやつめ。

それが、本日、なんとなしに「9時になったら二人で寝なよ〜」と言ったところ、二人でこそこそ相談し、
「おやすみ!用事済んだら寝室来てね」と言い、いつものグータッチをして寝室へ。
そして少し遅れて寝室に入ると、二人がベッドで大の字ですやすや眠っていました。

すごい!二人で寝よるー!という感動と、
ああ間に合わなかった…というちょっとした後悔が押し寄せています。

いつまで一緒に寝てくれるのかな、なんてことを想像します。
毎日、「本当にこれが人生最後の添い寝になるかも」と思いながら寝かしつけています。
ふたりとも、本当にすくすくと大きくなりました。段々手が離れて行くのを実感しています。

抱っこして!と泣かれることもなくなったし、ゆらゆら抱っこして寝かしつけることもなくなったし。

「ふええ〜〜ん!」と泣きながら後追いされることもなくなった。

「かーたん」「おかーしゃん」と呼ばれることもなくなったし、

よちよち歩きはもう見れないし、走ってこけることも少なくなった。

体つきも赤ちゃんから幼児へ、そして立派な少年になったし。

椅子に座らせることもごはんを食べさせることもなくなったし、

ボタンも自分でかけられるし、なんなら服だって自分で選んで着替えれるし。

地べたに寝転んで「イヤイヤ」したり、地団駄踏んだり、泣いて怒ることもなくなったし。

トイレも1人で行ってくれるし、焼肉だって自分で焼いてもりもり食べちゃう。

遊園地のキッズコースターにこどもたちだけで乗れたりもする。

私とくっついてないと寝れなかったこどもたちも、今ではグータッチだけで眠れる。

いつの間にか、人生最後のタイミングを1つずつ通り過ぎてる。
手を繋ぐときも、ひょっとしたらこれが最後かもなーと思いながら、その瞬間を脳内で録画しています。

グータッチは、小さい頃からの私達のお約束みたいなもの。
映画『ベイマックス』を見て、みんなで真似て練習してみました。それが始まりです。
そして数年経った今でも、毎朝の「いってらっしゃい」「いってきます」の挨拶にしています。

それもいつまでしてくれることやら。
実を言うと長男の方は、現状すでにエアーグータッチになっています。時々ね。
してくれるだけマシかな、もう3年生だもんね。
あー、こどもたちも「いつまでやるんかなこれ」とか思ってるんだろうなー。さみしいなー。

までもまだしばらくお付き合いしてもらいますよ、グータッチ卒業のその日まで。 

冗談抜きで、ぜーんぶ録画したいくらい、毎日が宝物です。

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ここまで読んでいただいてありがとうございます。今日も良い日でありますよーに。