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次男7歳のお話6〜教育相談に行ってきたから殴り書き記録

「お母さん、ごめんなさい……。」
しまった!
登校渋りの次男に、言わせてしまった。

朝から学校に行きたくないという次男を、なだめてなだめて、なんとか教室前まで連れて行ったのに、やっぱり教室には入れなくて、2時間目まで一緒に待ってみたけど無理で、もうその日は諦めて「やっぱりお休みします。」と先生に告げて帰宅したのです。
ただその日は大事なアポのある日で、仕事を休むにしてもとりあえず1回は会社に行きたくて、「お母さんは会社に行かんといけんのよ!!!」と怒ってしまったから。

「ごめんなさい……。」って言われて、我に返ったけど、時すでに遅し。
あー、言ってしまった。
責めるようなことは絶対に言うまいと心に決めていたのに、言ってしまいました。自己嫌悪で死にそう。

2学期も登校渋りが続いています。
次男の「行ってきまーす!」が聞こえたのもほんの数回です。
母子共々毎朝遅刻。
準備だけでぐったり疲れています。

先日、学校の教育相談に行ってきました。
以前に通級支援の相談をしたおじさん先生(以下めだか先生)でした。

めだか先生との相談、当初は45分の予定だったのに、結局1時間半もずっとお話していました。
きっと最初からお時間を取って頂いたんだと思います。ありがとうございました。

以前、通級支援相談をしてから、何度か教室での次男の様子を見てくださっていためだか先生。
「早めに何かしらの支援をしてあげたい」とまっすぐ言われました。
出来ることならすぐにでもぼくの通級で見てあげたいけど、週一の通級支援では足りないくらいかも、とのこと。
発達検査の結果を一緒に見つつ、学校行くだけでも本人はすごく大変だと思うよ、と言われました。
なんとて学校が楽しくないのは、本人もお母さんも疲れちゃうよね、って。
「そんなことないよ」「気にしすぎだよ」と全方向から軽くスルーされていたことを、きちんと受け止めて頂けて、すごく楽になった。
すとん、という感じ。

あとは支援を希望するなら、病院で一筆もらった方がいいよ、とか。
病院は別に行かなくても大丈夫よとか(ですよね経過観察だけですもんね)。
そういうこと含めて教えて頂いた。

めだか先生からも、担任の先生からも、「お母さんすごい!」というお言葉を頂きます。
うーん、慰めかな?それでも頑張りを認められたみたいで少し嬉しい。
お母さんよく見てるねって。
お母さんが分かってあげられてるのがすごく大きいと思うって。
本人もいい家庭に生まれてこられて、本当によかったねって。
なんかそんなことをまっすぐ言われたら照れるんですけど。
だって先生、私はこどもたちの味方やけんね。別に頑張ってるとかじゃないんですよ、普通なんよ。

あと、次男のことを「すごくいい子ですよね~!」って褒めてくれた!
教室に次男さんに会いにいったら、いっつもにこにこして、「あ!めだか先生や!」と呼んでくれるらしい。
そうなんですよ、苦手なことはあるけど、基本はまじめでやさしいやつなんですよ。
「あとすごい男前やね」って。
分かります?うちの子可愛さに全振りしちゃって!えへへ!(親バカ)
と、心の中だけでお返事しましたよ。



あまり学校での出来事を話さない次男が、めだか先生のことだけはすぐに報告してくれたので覚えています。
「お母さん!今日ねー、めだか先生が来たんよ!」
「なんかね、みんなが困っとること助けてくれるって言いよった!」
とその日は興奮気味に教えてくれたのです。
学校の先生の話なんかこれまで滅多にしなかったのに。めだか先生が次男に優しくしてくれたんだなーとすぐに分かりました。
きっと次男にとってもめだか先生の出現は大きいものだったのでしょう。

教育相談をした日の夜、お風呂で次男に伝えました。
「今日ね、お母さんもめだか先生に会ったよ~!次男のこと、とってもいい子だねって言いよったよ。」
え!!!!と驚いた顔をして、
えええ!!と嬉しそうな顔をして。
「えええ…、でもぼく兄ちゃんと喧嘩するよ…。全然いい子じゃないよ…」
といきなりネガティブになって。
まじめかよ!と思わず突っ込みたくなりますね。
表情もころころ変わって、百面相みたいで可愛いな~なんて思いながら見ていました。
我が子は何したって可愛いですよね、ねー!
にこにこ笑っていてほしいだけです。
なかなかうまくいかないけど、楽しく学校に行けるようになればいいな。

ここまで読んでいただいてありがとうございます。今日も良い日でありますよーに。