新学期、頑張って登校していた次男ですが、先週金曜から行き渋り。
朝の支度を整えますが、その後は毛布をかぶり、貝になった次男はうんともすんとも言いません。
でも本人も行きたくない気持ちと、行かなければならないという気持ちの間で戦ってるんだと思います。
授業がやっぱり嫌なんだって。困ったな。
こうなったらもう物で釣るしかありません。
付き添い登校し、学校手前のコンビニに寄り、甘いミルクティーとグミを購入。
グミを一粒頬張りながら一緒に登校です。

しかし学校に着いてからも、下駄箱付近で２人で行ったり来たり…右往左往…。
そうこうしていると朝の会が終わったようで、教室を移動するこどもたちがたくさん素通りして行きました。
あ〜見られるの嫌だな…なんて思いながらも、次男をしつこく説得。

するとまたチャイムがなり、１時間目が始まりました。
どこかのクラスの子どもたちが、下駄箱前の広場に現れました。
どうやらタブレットを持参して桜の木の写真を取っているようでした。

その子どもたちの中で見知った顔を発見。長男と同い年の近所のAくんです。
あーみんな５年生か〜！長男の隣のクラスだ

するとあとから先生も登場。見覚えのある先生です。長男の２年生のときの元担任＆去年の次男の学年主任の先生でした。
授業中で、かつ少し離れたとこだったので、先生には会釈だけ。

続けて５年生がぞくぞくとやってきました。
すると「あれ？長男のお母さんじゃね？」「おはよー！」とBくんとCくん。
それにつられて知らない子どもたちも集まってきました。

「どしたん？」「誰ー？」「なんしよん？」

子どもたちがさながらミニオンのようにたくさん集まってきました。
５年生になってもみんな可愛い。　

長男の弟の次男なんやけど、ちょっとね〜教室に入りたくないらしくて困っとんよね
と言うと

「え！長男の弟？めっちゃ可愛いやんか〜！」
「教室嫌なん？なんで？なんかあった？」
「５年生の教室行く？」

そうやって、みんながたっくさん次男に声掛けしてくれました。
なんて優しいんだ５年生。
男の子も女の子もみんな優しかった。

恥ずかしがり屋の次男は終始私にくっついていましたが、多分ちょっとは気持ちが変わったんじゃないかなと思います。

すると授業中の先生もこちらにやって来てくれて、
「次男さん〜！頑張ってきたんやね！」
「先生呼んで来ようか？何組さんになったんかな？」
と声がけしてくれました。

そしてやってきたのは次男が大好きな教頭先生。
「呼ばれてないけどジャジャジャジャーン！」と今日も元気いっぱいです。
職員室で次男と私がいるという噂を耳にされたらしく、呼ばれてないけど来てくださったそう。いつもありがとうございます。

次男もまだ迷ってるみたいでしたが、教頭先生が来てくれて笑顔も見られるように。
そして次男の方から「お母さん、グータッチ！」と手を伸ばして来ました。
グータッチをして、見送りです。がんばれ…！！

行き渋りの対応って、やきもきして、早く行くか休むか決断したいけど、なるべく行ってほしいからしつこく説得を続けたりして、
まあ気持ちが疲れるんです。ぐったりします。全然晴れやかじゃないし。

でも、次男の行き渋りのおかげで学校にもちょこちょこ顔を出せて、
先生方ともお会いできて、
こどもたちの優しさにも触れることができました。

私１人だったら泣いてたかもしれない。
毎朝いろんな人に助けられてます。
感謝感謝。

＊　

余談
集まってきた５年女子たちから、「なんでそんなおしゃれしとるん？」と言われました。
ちがうよただの制服！😂お仕事遅刻しとんよ〜！
と言って笑い飛ばしましたが、心の中では
「おしゃれって言われた！女児に褒められた！」と１人喜んでいました。
白シャツにベストにパンツってのがもの珍しかったかな。小学生って可愛いね。

＊

日曜日は、久しぶりに家族４人で公園へ。
お弁当を持って、終日遊びました。
みんなでグローブをはめてキャッチボール。
長男も次男も投げるのがどんどん上手になってきました。小さい頃はへたっぴだったのにね。
何本かに１本は、こちらがグローブを出した場所に投げてきてくれます。
つい「ナーイス！！」って叫んじゃう。

日々目まぐるしく成長してる。
できなかったことも、いつの間にか１人で出来るようになっちゃって。
今年も子どもたちから目が離せません(いろんな意味で)。