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【絵本感想】『まるがいいっ』

今回、紹介する絵本は林木林さんが書いた『まるがいいっ』です。

あらすじ

まるは 美しい。
まるは かわいい。
丸い形が 大流行。
まるは いいね いいね いいね

さて、その先には何が待っている…?

林木林さん

詩人、絵本作家、作詞家、翻訳家。言葉遊びの分野でも活躍中。
詩集に『植星鉢』(土曜美術社)、絵本に『おおきなけやき』(鈴木出版)、『ひだまり』(光村教育図書/産経児童出版文化賞産経新聞社賞)、『みどりのほし』(童心社/児童ペン賞絵本賞)、翻訳絵本に『でんごんでーす』(講談社)などがある。

庄野ナホコさん

イラストレーター、絵本作家。
絵本著書に「ルッキオとフリフリ」シリーズ、『北極サーカス』(講談社)。
挿絵に『バレエのおけいこ』(ブロンズ新社)、『二番目の悪者』(小さい書房)など。
装画では『雪の練習生』(新潮文庫)、「本屋好き。」など雑誌BRUTUSの~好き。シリーズ表紙ほか。

最後に

丸いものが流行りだす。
みんなが丸い物に夢中になると、いたる所、物までも丸でいっぱい。
今まで丸い形でなかったバナナまで丸くなる?!
丸ブームはいつまで続くのか・・・。

人は誰が言い出したか分からないけれど、流行し始めるとそれが世の中の当たり前のようにそれに合わせて商売が成り立っていく。
周りが持っていると自分も急に欲しくなり、同じような物を身につけ始める。
けれど、周りの関心がなくなると次のブームへ移行する。
動物で可愛らしく描かれているけれど、実際、こういうものだよなと感じながら読んだ。

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