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何歳からでも読んでほしい『25歳からのひとりコングロマリット』と『転職』

こんにちは。良ちゃんこと良平です。
現在32歳。人生100年時代に仕事もプライベートも長く現役で楽しみ、いずれは多くの人に火をつけるきっかけを与えていくというとビジョンを掲げています。
最近は自身の転職エージェントの活動や自分の実体験、職業紹介からのシェアをブログに纏めています。
これからの時代、企業寿命の短命化や少子高齢化に伴う定年制度の限界などから、いつでも転職できる「転職能力」が求められると考えており、転職能力を身に付ける人を輩出する事で社会貢献に繋がるのではと考え、情報発信を行っています。
前回は、転職でやっちゃアカン!シリーズ~「『働き方の損益分岐点』から学ぶ、上手な転職について」を投稿しました。ぜひ、こちらも読んでいただけると嬉しいです。

今回は、最近読み返す事の多い著書『25歳からのひとりコングロマリットという働き方』が、転職とすごくリンクしているなと気付いたので、ネタばれに注意しながら、大切だと感じたポイントをご紹介していきたいと思います。


1.コングロマリットとは?

そもそも聞き馴染みのないワードっである「コングロマリット」とはどういう意味なのでしょうか?私も知らなかった言葉です。
「コングロマリット」よは、全く異なる性格を持つ事業を組み合わせて展開している企業の事だそうです。たとえば、食品メーカーも、子会社にマーケティング会社を設けたり、マクドナルドもファーストフード店のイメージが強いですが、世界に展開する不動産事業の会社です。意識してみると、多くの企業がコロナをはじめ時代の変化に対応し、世の中に求められる商品やサービスを提供し、存続をしていくために多事業展開を当たり前としてきています。
これを踏まえ、「ひとりコングロマリット」とは、自分の仕事も複数持っていく、サブ的な意味合いの強い副業というよりは、主力の仕事を複数持つ「複業」の重要性を説いています。もはや例えるならば「自分株式会社の経営」=ビジネスパーソンとして発展しながら生きていく事と直結しているのではないでしょうか。
一つの会社に定年まで勤められる可能性が年々、低くなってきている中で
自分の武器を複数持ち、収入の柱を増やしておく事で、「自分株式会社の利益が増える(倒産の確率を下げる事ができる)=自分の人生が幸せに近づきやすい」というシンプルな考えに至ります。しかし、考えているだけでは、現実は何も変わりません。
では、どうしたら具体的な行動に変えていけるか?私見ですが、ここに私のブログテーマである「転職」を上手く結び付けられると気づいたので、
簡単に紹介したいと思います。

2.転職を活用し、自分の武器を「掛け算」していく

多くの方が、職業に就き給与をもらって生活しているかと思います。これを、少し捉え方を変えると「経済的基盤、軍資金」と捉えると、毎月安定して収入を得る事ができる仕組みと言えます。これが、会社員のメリットです。何もないところからいきなり2つ以上の仕事を始めるのではなく、「一つの仕事で実績や成果を作り、蓄え、生活を支えられるようになってから2つ目に挑戦する」という順序が、賢い方法であると述べられています。
『25歳からのひとりコングロマリットという働き方』には、
「足し算ではなく掛け算」という方法が示されています。
例えば、会社が終わったあとにアルバイトをするのは、足し算の副業にあたります。一方、「これからやりたいことのために、ビジネスを学んでノウハウを身に付けよう」としても、仮に20万欲しいとして、ビジネスで10万を得ても、10万足りないから残りはアルバイトで、という考え方は残念ながら足し算になると書かれています。自分の新しい能力を引き出したり有益な知識やノウハウを習得しようとした時に、時給ベースの働き方では難しく、相乗効果が生まれるような仕事の仕方を考えていく必要があると。
本業と副業ではなく、「複業」という考え方が重要になってきます。全てがメイン。一つ一つが独立している事が大事です。
そう考えた時に、務めている会社でまずは営業を2~3年頑張り、実績や経験を積んだうえで「マーケティングを勉強しよう」と、営業経験を生かしての転職をし、そこでマーケティングのノウハウを身に付ける、仕事以外の時間にビジネスについて学び、小さいところから実践していく。私は、イベントの主催や、「実務経験を積む」という位置づけでスタッフも取り組んだりしています。そして様々な新しい人との交流の場に足を運び、人脈を作っていく、人脈も、ただ連絡先を持っているだけでは無意味なので、定期的に会ったり、一人一人のご縁を大切にしていく。その積み重ねの結果、私も業務委託で転職エージェントの仕事を行うようになり、遊びレベルではありますがこういったブログを投稿するようにまで幅が広がってきました。
コングロマリットと呼べる自分の実体験や実務・実績を作り、本業に育てていく事は若いうちから始めておくと後々、有利になっていくのではないでしょうか。

3.まとめ(〇〇歳からのひとりコングロマリット)

ここまで少し偉そうに書いてきましたが、私がこの本に書かれた価値観を自分ごとに捉えられたのは、25歳ではなく30歳の時でした。タイトルこそ「25歳」と書かれていますが、コングロマリット、複業への取り組みは何歳からでもOKだと考えております。なぜなら、今や人生100年時代、30代、40代でも人生の半分すら経っていません。労働寿命も延びており(定年もどんどん延び、働ける寿命が延びている)、人生トータルで豊かに生きていくために、一つ一つの節目でフィールドを変え、あらゆる場で活躍していけるよう今から武器を増やしていく事が今後を左右するなと強く感じております。
私の周りにいる友人や仲間も、最近は同世代だけでなく20代や40代の方まで幅が広がってきました。自分の市場価値や人間としての魅力・スキル・影響力を高めるために、転職エージェントも一つの「事業」として取り組み、様々な職業観やキャリアチェンジの後押しができる存在になれるよう引き続き精進していきます。
次回は、「転職でやっちゃアカンシリーズ~身だしなみについて」綴っていきます。お楽しみに。


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