勝 眞一郎 a.k.a. ダンドリスト

自然を愛するダンドリストです♪

勝 眞一郎 a.k.a. ダンドリスト

自然を愛するダンドリストです♪

マガジン

  • SELF Transformation Academy

    月1000円のこのマガジンに登録すると鹿児島市のNPO法人 薩摩リーダーシップフォーラムSELFのオンライン会員のための学びの有料記事を全て購読できます。また、会員制Facebookグループ” SELF Community”で様々な活動に参加もできるようになります。

  • 徒然なるダンドリスト

最近の記事

クリエーターは、 なぜ島に移住するのか

絵描きは、島に渡る。ゴーギャンのように。 作家は、島に渡る。ヘミングウェイのように。 そして、今ではペインター、グラフィックアート、フォトグラファー、ステンドグラス作家、鉄細工作家、Webデザイナー、染色家、テキスタイルデザイナー、ミュージシャン、ダンサー、書道家、いろいろな種類のクリエーターたちが、住居と仕事場を島に移している。 都会には、できたものを動かしている人たちが多い。 都会には、ルールを作る人たちが多い。 実体のないものをサイバー空間で右から左に移すことが仕事

    • 奄美スタイルの自然観察方式(妄想)

      あと10日ほどで世界自然遺産の登録地域の一部となる奄美大島。その豊かな自然を確かめようと来島される方も増えてきています。他方、自然遺産として後世にまで保全し残していかなればならない責務もわたしたちにはあります。 そこで、観光と環境保全の両立をするにはどのようにしたらよいかを環境に詳しくない素人が考えてみました。 私が考える観光と環境保全を両立する6施策です。 ①一般の方が自然観察できるエリアを(3~5カ所)限定する一般の方がと書いたのは、研究者や関係機関の方、そしてガイ

      • AnyWhere社会の到来

        ホワイトカラーの業種を中心に、仕事のオンとオフはありつつも、就業日と休暇(バケーション)という区別はテレワークのおかげで溶けつつあります。 なので、ワーケーションも過渡的な制度で、将来的にはどこで仕事をしているか分からないけど仕事のレスポンスはあって円滑にプロジェクトが動き成果も出る社会が来ると考えています。 自分を振り返ると、同時点のマルチタスクではなく、小刻みなシングルタスクが増えていく感じ。 移動時間や郵送時間などのプロダクティブでない時間が無くなり、プロダクティブ

        • DXで消える?ワーケーションのこれから

          ワーケーションって何だ?「働き方改革」が叫ばれていた頃、ワーケーションを推進しよう!という動きがあった。(なんか遠い昔のできごとのように感じる) ワーケーションとは、ワーク(仕事)とバケーション(休暇)を足して合わせた造語だ。 バケーションを取りながらワークができる!うちの地域でワーケーションをしませんか?そうした地域が全国で急増した。今では、叫ばなくても働き方は改革せざるを得なくなっている。この国は改革を叫んでいる間は進まないが、やるときは叫ばずともやるという不思議な国だ

        クリエーターは、 なぜ島に移住するのか

        マガジン

        • SELF Transformation Academy
          初月無料 ¥1,000 / 月
        • 徒然なるダンドリスト
          4本

        記事

          雑談の中から案件は浮き上がる

          自由に会えない時代の営業感染症の拡大予防で、移動制限や面談制限がかけられるようになって久しい。リピート案件は既に仕込みがあったので継続しているが、これからの新規案件をどう取ってくるかが営業という仕事の喫緊の課題となっている。 案件はどこからやってくるのか? これまで案件は営業という職業の人たちがクライアントやクライアント候補の方々と会って、話をしてまとめてきていた。そのステップはSalesforceなどの営業支援ツールにもあるように段階を踏んでいく。 「会う」という最初のス

          雑談の中から案件は浮き上がる

          一般化と個別解

          大学の教員の仕事には、教育と研究と校務という3つの仕事がある。教育は、授業を通して学生に教えること。校務は入試や学内の業務改善や人事など。そして研究は、学問の進展に貢献すべく研究活動を行ない、論文を書き学会で発表すること。ざっくり言うとこんな感じ。 研究において重要視されるのは、客観性。十分なデータを取って仮説を科学的に検証する。導き出されるのは一般化された解だ。 例えば、社会系だと企業研究。特定の分野の企業をある程度の量で調査分析し、うまくいっているところと、うまくいっ

          経験という名の思考の縛り

          先日、あるラジオ番組に出演して、9月入学に関するテーマでお話をした。 番組の中で紹介されたリスナーからのツイートが、そうかもなと思った。 「高校生の息子を持つ母親です。息子に9月入学になったらどうする?と聞いてみましたところ、息子は『いいんじゃね?』と言っていました。」 最初に聞いた時は、ただ無関心なのかなと思ったけれど、番組のパーソナリティーの方と話をしていたら、そうでもないかなと思うようになった。 番組のパーソナリティの一人は、高校時代を部活にかけていた。いつの大会

          経験という名の思考の縛り

          2020年、DXは、かくして起きた

          デジタル・トランスフォーメーション。 略してDX。 デジタル技術を使った事業や行動様式の変態(まったく様変わりする)のこと。 「IT化を進めましょー。」「デジタル化を推進しましょー。」と長年日本では言われてきたけど、未だに紙とハンコと結論の無い会議という行動様式から抜け出せないでいたニッポン。(あと、机に向かって座っていることが仕事だという勘違いも。) Covid-19という新種のウィルスの感染拡大に伴い、外出自粛が要請された日本では、今、DXが起きつつある。 組織におい

          2020年、DXは、かくして起きた

          介護と生産性という指標

          モノを生み出すとき、生産性は指標ではない。 クリエイティブなシーンでは、生産性を求めない。 数をこなすことが目的ではなく、質を求めるからだ。 コミュニケーションはクリエイティブな活動だ。 ヒトとコミュニケーションするとき、生産性を指標にしてはいけない。 介護の現場でも生産性を求めてはいけない。 しかし、継続するためにはビジネスとしての側面もある。 ビジネスには生産性が求められる。 介護ビジネスは、それゆえ難しい。 イイなと私が感じる介護の現場には、笑いがある。 人が生

          介護と生産性という指標

          介護と『管理』

          多くの人が関わるプロジェクトを行なう場合、その成功確率を高めるためにゴールの合意からスケジューリング、リスク管理などなどを行なう。 これが、私が大学で教えている「プロジェクトマネジメント」。 企業活動を始めとする社会活動において『管理』が金科玉条のように重要視されているが、ホントは管理しなくても良ければ管理しないほうが良い。 一時期バズッた「オーケストレーション」がこれにあたる。 プロの演奏家たちが指揮者無しで演奏するスタイル。 ゴールに向けてプレーヤーたちが自律的に活動でき

          XaaSの本質は所有との決別

          DaaSは、Desktop as a Service、つまり仮想デスクトップ環境のこと。クラウド上に、もう一つのデスクトップを作ってしまう。 PaaSは、Platform as a Service、つまりアプリが動く環境をクラウド上に作って利用すること。 SaaSは、Software as a Service、つまりクラウド上にあるシステムを利用すること。 そして、MaaSは、Mobility as a Service、つまり移動というサービス。 車というモノではなくて、車の

          XaaSの本質は所有との決別

          コーヒーを巡る冒険

          コーヒー豆には、色々ある。 生豆の状態でも、その年によって異なる。 焙煎によって、さらに異なる風味を出す。 浅煎り、中深煎り、深煎り、などなど、ほんと味も香りも別物になる。 グラインドのしかたでも異なる。 粗く挽いたり、細かく挽いたり。 抽出方法でも変わってくる。 金属フィルター、ペーパーフィルター、ネル、プレス。 お湯の温度、そして水。 コップの素材、唇に触れる素材、形、温度。 「コーヒーを飲みたい」と脳が命令し、 味覚神経が判断を下す。 「そうそう、このコーヒー。」 「な

          所有と利用を分けることがシェアビズの神髄

          モノには所有者がいる。 モノは、時間軸のなかで存在している。 所有者は、24時間365日、モノを使っているわけではない。 自分が使っていない時間なら、他の誰かが使ってもいいよ。 そういうモノもある。 所有と利用を分けて、利用を誰かに分配する。 それが、シェアリング・エコノミーだ。 スペースマーケットは、使っていない時間の空間を他の利用者が使うプラットフォームを作っている。 空間を所有しているわけではない。 「所有者」と「利用者」をつないでいる。 あるシェアサイクル・ビジネスは

          所有と利用を分けることがシェアビズの神髄