甲子園初戦に勝利 T-C1回戦(甲子園)
先頭打者の打球を好捕してくれた。出塁されてしまうか、アウトになるのかの差。あのプレーは本当に大きかった。左中間の浅いフライを近本がファインプレー。大雨によって下が予想以上に柔らかく、スライドさせるつもりが引っ掛かって、膝が変に曲がってしまった。心配したが、問題はなかったようだ。やっぱり土のグラウンドは良いね。人工芝なら大けがになったかもしれない。まだまだ寒いから、無理はしないで欲しい。
1試合目の登板内容が良くなく、立ち上がりは探り探りの村上だった。先日の試合も球速は出ていたが、球筋は彼本来のものではなくシュート回転していた。彼は元々ナチュラルでカット気味に入る。いわば逆だったので、威力があるように見えて打ち込まれた。今回の登板に向けて、彼として初めて前日にブルペン入りして調整を図った。色々と変化しながら、成長するのが選手の宿命みたいなものなんじゃないのかな。これでもう、村上は大丈夫だと思う。6連戦の頭を彼に任せるのは、四球が少なくて長いイニングを任せられて、リリーフに負担が掛からないから。
床田はさすがの投球だった。今年も手ごわいよ。8安打を浴びせたが、5三振を奪われた。セリーグ屈指のローテ投手として、彼とは対戦が続く。
淡路島ブラザーズがお立ち台。試合前に近本が、もうそろそろお立ち台に立とうかと話があったそうだ。言って出来るものではないが、それをやってのける辺りは、さすがは実力者だね。
アイブラックの兄弟は率が上がらないね。ホームランが出ているから打点は稼げているが、打率が低すぎるのは問題。佐藤輝はこの日2本のヒットを打ったが、牽制で刺されてしまった。ともに打率は1割台。もっと上げたい。
かなり寒い甲子園だったが、タイガースらしい守り勝つ試合だった。ケガだけはしないで欲しい。
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