Windows Meから学んだ大切なこと

電源を入れて「ピッーーーーー ブルルッーーーーー」
電源を切って「電源を切る準備ができました」

本当に懐かしいです。初めて触ったパソコンはPentium IIIの800MHzのマシンでした。パソコンがあんまりにもすぐクラッシュするからどうにかならないかとマニュアルを眺めて、
「どうやらこの表記のメモリ?っていうをの買いに行けばいいらしい」と分かり、若かりし頃の自分(ガキンチョ)は秋葉原までダッシュしたのでした。
(Amazon?そんなものはない)
秋葉原の店員さんに「これと全くおんなじのをください」とメモ書きを渡してめんどくさそうにお会計をしてくれたのを覚えています。
今のじゃんぱらがあったあたりのお店だったと思います。

家に帰ってきて、PCの側板を開けて、「壊れないかな?壊れたらどうしよう?あれ、しっかり刺さないと動かないから結構力入れてさすらしいけどこれで大丈夫??」とおっかなびっくり差し込んだのを覚えています。

結果見事起動し、メモリが512MBに増えました。動作は目に見えて快適になりましたね。システムがクラッシュしまくるのはそんなに変わりませんでしたが、何をするにも早かった。あれを超える感動は、2.5inch SSDの登場以外にはないです。

さて、タイトルに戻りまして、WinMEから学んだ大切なこと、それは

パソコンが「何もしてないのに壊れた」は現実に存在するっていうことです。

パソコン初心者がうっかりでシステムに変な変更を加えたり勘違いで壊すことのほうが多いんですけど、PCの側がポンコツっていう事例も結構あります。
そしてそのポンコツな部分は今も脈々とPCには流れている。
だから、人のPCのサポートをするときは「その人が悪いのか、ソフト/ハードが悪いのか」常に切り分けるようにしながらサポートしないといけない。

あの頃は技術の進歩が速くて、その割に自分はガキンチョでお金がなくて。親にねだっても買ってもらえない子供でした。
今はもうintel N100のほうがはるかに性能が高いですし、インターネットは理論値限界まで出ますし、家の外では5Gが飛び始めている。

いい世の中…ですが、最近の自作界隈の動向は心配です。
その話はまた今度。

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