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東京都連続昏睡強姦事件公判傍聴記・2023年9月4日(被告人:丸田憲司朗)

2023年9月4日
東京地裁刑事18部ACD係
713号法廷
事件番号:令和2年合(わ)第314号等
罪名:準強制性交等、住居侵入、準強姦、準強制性交等未遂、準強制わいせつ
被告人:丸田憲司朗
裁判長:野村賢
裁判官:平手健太郎
裁判官:大崎敦生
書記官:村田寿一

10時ぐらいから、傍聴席は33席である旨の立て札が、法廷前に立てられていた。10時15分ぐらいから傍聴人が法廷前に並んでいた。性犯罪関連の話をしており、ジャーナリストらしかった。10時48分、被害者参加代理人の女性弁護士三名が、法廷内に入る。10時52分、眼鏡をかけた中年女性である被害者参加代理人の弁護士と、検察官一名が法廷内に入る。検察官は、眼鏡をかけた痩せた中年男性だった。弁護人も、10時56分ごろ入廷する。記者たちも、法廷の前に列をつくってならばされていた。関係者らしき中年女性二名と、被害者参加代理人の中年女性の弁護士、10時57分ごろに入廷する。
10時ごろ、傍聴人は入廷を許される。すぐに、法廷内は満席となった。
記者席は7席指定され、すべて埋まる。
関係者席は12席指定され、すべて埋まる。
検察官は、眼鏡をかけた痩せた中年男性一名であった。論告を担当した人とも違うような気がする。検察官の後ろは衝立で囲まれており、被害者が座っているらしかった。
弁護人は、眼鏡をかけたさえないサラリーマン風の痩せた初老の男性一名。
裁判長は、眼鏡をかけた髪をセンター分けにした中年男性。裁判官は、眼鏡をかけた痩せた中年男性と、髪をそろえた青年。
被告人は、柔らかい髪を七三に分けた、中肉中背の30代の男であった。白いマスクが顔のほとんどを覆っていたが、前回の公判時と違い、顔がやや膨れているように見えた。ノーネクタイのスーツに、白いワイシャツを着ている。青いサンダルを履いている。傍聴席の方にちらっと眼をやり、入廷する。
こうして、丸田憲司朗被告人の判決公判は開廷した。

裁判長『はい、それでは開廷します。被告人、証言席に座ってください』
被告人は、証言台の椅子に座る。
裁判長『それでは、被告人に対する、準強制性交等、住居侵入、準強姦、準強制性交等未遂、準強制わいせつ事件について、判決を言い渡します』

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