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不景気にこそ必要とされるトレーナー

こんにちは。6月6日
トレーナーの弾正です。

コロナ後の不景気でトレーニングの需要はいくらか減るかもしれませんが、高価格帯のパーソナルトレーニングにはあまり関係がないと思います。

パーソナルトレーニングは元々が贅沢品ですから、一般的な収入の人は不景気になれば購入を控えます。

こんな時は闇雲に値下げをしてもあまり上手くいきません。元々贅沢品ですから6000円が例え3000円になっても買わない人は買わないし、仮に売れても定価に戻ったら継続に至る可能性は低いです。

不景気でも手前の売上金に急げば、トレーナー人生の成長を遅らせます。まして今回の不景気はおそらく長いから年単位で活動の計画を立てないといけない。そう思います。

トレーナーの成長と収入を上げる最大の方法は「お客様を成長させる事です。お客様を成長させられるサービスを作る」事です。

お客様にトレーニングを教えるだけではなくて、それを通して何らかの利益を与える事はお客様にとって価値が大きいし、それを考えてレッスンをする事はトレーナーにとっても大きな成長に繋がります。

例えば、結婚式前のボディメイクは良い例です。お客様にとっては不景気であっても普通一生に一度のイベントだから、多少高額でも良いサービスを受けたい。トレーナーにとってもプレッシャーは強いから成長もする。

結婚式はイベントですが、PTを不景気でも必要な人はそれ以外にも沢山いらっしゃいます。

その人たちの共通点は「トレーニングによって利益を生み出そうとしている」ことです。

例えば、婚活中にエステに通う人は美しくなる事の利益を知っているから通うわけです。支払いがローンであってもその後に倍以上の利益になる可能性があるから問題は金額ではない。

更に仕事が忙しく稼いでいる人ほどPTを受ける人は多いです。これもトレーニングをする事で仕事のパフォーマンスが上がる事を知っているからです。

両人ともに、サービスを買っているのではなくてサービスに投資している感覚です。

こういったお客様に出会ったら、そのお客様に最大限のリターンを提供しないといけないけれど、トレーニングの効果だけではなくて、メンターとして目的やゴールを明確にしてあげたり、モチベーションを維持してあげないといけない。

例えば、「仕事は忙しいけれど体調を管理してもっと稼ぎたい」と言う企業家のような人がお客様に現れたら、その人の根底の目的はトレーニングがしたいのではなくて「稼ぎたい」なわけだから、トレーナーもそれを前提にメニューを組まないといけない。

筋肉がつけば良い、痩せれば良いだけのサービスではなくて、お客様の仕事のパフォーマンスが落ちないように、筋肉痛のタイミングや栄養、休養なんかも考えてメニューを組み立てないといけない。

婚活中のお客様なら、いつまでに何キロ減量して、どのタイミングで親に合わせて、友達に合わせて、周りから固めて、いつに親同士合わせなければ、結婚式は来年の6月に間に合いません。みたいな具体的なプランまで提案して実現してくれるトレーナーなら婚活が終わってもメンターとしてお客様に選ばれ続けます。

そんなわけでコロナで不景気になったとしても、お客様に利益をもたらし、その中の利益から指導料を頂く。

そんなつもりでお客様と関われば、値下げをして薄利多売になり、お客様へのサービス品質が落ちるより余程本来のトレーナーらしい仕事になる。安定もするし成長もする。

と、思いますのでこれからもお客様の力になれるトレーナーとして日々精進して参りましょう。

最後まで読んでくれてありがとうございます。
皆さん、今日も良いレッスンを。

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【 弾正清一の活動 】

①コミュニティ(無料)

Facebook  Trainer class 一般社団法人W&T

②有料講座

ウェルネスメンター プログラム 一般社団法人W&T

③読み物(note)

noteトレーナーで生きていく(小説)


ご興味のある方は是非覗いてみてください。

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