見出し画像

一度立ち止まって考えてみた

数多くの中から、
こちらの記事に
目を止めて頂き、
ありがとうございます。

羊毛フェルト作家の
だんけひつじ
です。

先週、
販売中の羊毛フェルトの作品について、
「価格設定」
という観点から、
見直しを図りました。

「価格設定」
は、
思った以上に神経を使う作業です。

今回は、
価格設定について
学び直したことで、
得られた気づきと行動したこと、
について、
書きたいと思います。


○見直しのきっかけ

なぜ、今回、価格設定について、
立ち止まって考えたのか、
そのきっかけを
書きたいと思います。

私が、
ショップを開設して、
早二ヶ月が過ぎました。

そんな中、
青いイルカのストラップの
新作を作って、
Creemaに出品しようと思った日。


copyrightだんけひつじ

Creemaから、
1通のメールが届きました。

初夏需要に向けた
『晴れやかブルー』作品募集

という内容のメールでした。

Creemaでは、
時折、
運営側が決めたテーマの作品を募集して、
選ばれたクリエーターの作品を
特集やメルマガ、プッシュ通知で、
順次紹介してくれるという企画を
行っています。

これまでは、
まだショップを立ち上げたばかりで、
参加したいという気持ちも湧かず、
いつも見送ってました。

が、
今回は、
ちょうどこのテーマにあった作品が
出来上がったところで、
このメールが届いたので、
「わ!どうしよう!
 参加してみたい!!!」
という想いがむくむくと湧いてきました。

参加条件も
なんとか整ったところだし、
イルカのストラップ、
参加してみようかな・・・・

これに参加するとなると、
まずは
このイルカの価格を決めて
出品準備しないと!

と、
いろいろ考え始めました。

○「売れる」が、より現実的に感じられる

これがきっかけになって、
いろいろ具体的に考えていたら、
これまでより、グッと
「売れる」ということを
現実的に想像できるようになってました。

私は、これまで、
何か始めるとき、
結構、
勢いで始めることが多いです。

ですが、
今回のショップを開設することが、
私にとっては、
かなり久しぶりの挑戦だったので、
それでも、
その時の精一杯の計画を立てて、
ショップを開設しました。

でも、
心のどこかで、
「私の商品が
 売れることがあるのかな」
と、迷いやブレを抱えていました。

なので、
この迷いやブレが、
商品の価格設定に
影響を与えていたことに、
今回、
気がつきました!!!!

○売れないだろうから、安めにしよう・・・・

そういう自信のなさが浮き彫りになり、
頑張って時間をかけて作った作品も
価格設定の基本の計算式で割り出される価格よりも
ずっと安く設定していたのです!

これだと、
イルカのストラップが
もし、選考で選ばれて、宣伝されて、
いくつか売れるようになったら、
たくさん作りたいって思えないなと
気がつきました。

でも、
価格を上げて、
もっと売れなかったら、
在庫になるだけだし、、、
とにかく売れたという実績を作った方が、
自信がつくのではないか・・・

と、
すごく葛藤しました。

その時に、
YouTubeチャンネルで、
ハンドメイド作家さんが上げていらっしゃる動画を見て、
もう1度、価格設定について、
学び直すことにしました。

○学び直して、行動したこと

その動画で、
いくつか自分の今の商品の価格を見直そうと思った
アドバイスは、以下の通り。

*基本の価格設定の計算式に当てはめて、
 値段を決める時の心構えで、
 その商品を売るときの姿勢が変わる。
 例えば、1個3000円の商品を出品するとき、
「こんな私の商品が3000円だと10個も売れるかな」
と思って出すのと、
「私の商品は、3000円でも10個売れる!」
と思って出すのとでは、
ブログに上げる文章なども全然違ってきて、
お客様に与える印象が変わってくる

https://www.youtube.com/watch?v=6b2YYksbOdM 田口さやかさん 作品価格の付け方

これを聞いて思いました。
「わ、そうだよ!!
安くすることで、
お客様が
喜んでくれると思ってたけれど、
それって、
「自分の商品、安くていいや」
と、過小評価して出品する気持ちになるよね。
そうすると、
もう一回作りたいとも
思えなくなるよね・・・」
と、
思い直しました。

そうして、
もう1つ響いたのは、

*ハンドメイドは、本来高いもの。
 一点一点、時間をかけて作っているのだから
 高くて当たり前。
 それを現代は、
 機械化して、大量生産できるようになって、
 安い価格で販売できている。

https://www.youtube.com/watch?v=dpVsZiKMn1o minne LAB


「そ、そうだよね!!
ハンドメイドの良さを
売りたいのだったら、
高くなって当たり前なんだよね。」

と、気がつきました!

そういえば、
私もハンドメイドを購入するのも好きで
たまに購入します。
その時の心理を思い返してみました。

ある日、
セレクトショップで、
手作りの花瓶を見にいきました。
「わあ!この花瓶、素敵!!!」
と、つい手に取りました。

価格は、
3000円でした。

本来の予定は、
2000円くらいで購入できたらいいなと
思っていたのですが、
その花瓶が素敵すぎて、
1点ものだし、
「もう、買っちゃおう!!」
と、購入しました。

それで、
後悔したかというと、
全然!!!でした。
どちらかというと、
大満足。

だって、
その花瓶は、
とても手作り感があり、
味わい深く、
その花瓶を使うたびに
「買ってよかったなあ。
 やっぱり手作り品はいいなあ」
と、感じるからです。

○私も作品でそんな想いを届けたい

私も、
自分の商品で、
「だんけひつじさんの手作りの商品は、
 手作りの温かみがあって、
 購入してよかった!」
と、感じてもらえるような作品を
届けたいと思っています。

なのに、
価格を安くすることから、
制作時間を削って、
自分の納得のいかない作品を量産して売る
という形だと、
手作り品の良さって
と届かないかもしれない、
と気がついたのです。

どうしても、
納得のいく商品を作ると、
細かい作業だし、
1つ1つ時間がかかってしまうのが、
ハンドメイドの商品。

なので、
短い制作時間で作るものは、
安くはできますが、
これ一点もの!!!
という希少価値はなくなります。
また、
時間をかけて制作したものを
価格設定の計算式で算出するより、
安く出品していては、
自分のこれからのショップへの向き合う気持ちも
弱いものになってしまいます。

これから、
自分の商品が売れた時に、
ちゃんと人件費も入れた価格にしておかないと、
きっとショップ経営自体、
負担になってしまうのではないかと
思い直しました。

○自分にとっての適正価格に、、、

今回の学びで、
得た気づきは、

①価格設定の計算をちゃんとする
②出品するなら、
 これは売れる!と思える作品を作る。
③価格を決めるときの心構えは、
 前向きな気持ちを持つ!

以上、
大まかに3点です。

もちろん、
「これは売れるぞ!」と思って、
これまでも出品してました。
が、
それを価格設定の計算で
算出した価格で販売するには、
売れた実績がまだない自分にとっては、
高すぎると思ってたんです。

なので、
計算式に当てはめず、
他のクリエーターさんの価格と比較して、
価格設定の計算式で算出されるより、
ずっと安めに設定してました。

ここを見直したいと思い、
以下の点を改善しました。

①価格設定の計算式に
 全部当てはめて計算してみた。
②時給の部分は、
 現時点では低めの設定にした。
③これまで出品していた作品の価格を
 全部自分にとっての適正価格に変更した。
④どれだけ自分が1か月に稼ぎたいかも
 正直に向き合って計算した。

以上です。
④については、
また、違う機会に記事にできたらいいなと
思います。

○まとめ

今回、
creemaの企画に参加してみよう!
という想いのおかげで、
いろんな気づきを得ることができました。

気がついた時、
「もう少し、ちゃんと勉強してから
 ショップを開設したらよかったかな。」
とも思ったのですが、
これは、
実際に開設しないと気がつかない気づきでした。

やはり、
「趣味」では得られないものですね。

ただ、
これまでの価格より、
急に高くなったなとお客様に感じさせていたら、
本当に申し訳ないです。
以上のような理由で、
値段の見直しを図りましたので、
この場を借りて、
お詫び申し上げます。

これからも、
ショップを経営するうちに
たくさんの学びを得られると思います。

立ち止まらないで、
私のペースで、
続けていけたらと
思っています。

今回は、とても長くなってしまいました。
最後まで読んでくださり、
ありがとうございます。

私の気づきが、
どなたかのお役に立てたら嬉しいです。

スキ❤️、フォロー、
いつもありがとうございます!
とっても励みになります✨

あと、
ショップも覗いてもらえると嬉しいです*^^*
よろしくお願いいたします。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?